こんにちは、きゃもたろうです。
今回のガンプラ製作レビューはこちらです!
『HGUC 1/144 MS-09 ドム (機動戦士 ガンダム) 』
☆前回のレビューはこちらから↓↓↓
祝ガンプラ発売40周年!!vol.16(HGUC 1/144 MS-09 ドム)
今回ご紹介する『ドム』は「機動戦士ガンダム」に登場する”MS”の中で、1.2を争うほど人気の高いMSではないかと思います。
SNSの投稿を見ておりましても、この『ドム』に限らず『ドム』系のMSキットは投稿の数がとても多く”宇宙世紀”の中でもその人気の高さがうかがえます。
それら『ドム』系の根幹をなすキットのご紹介です。
「連邦のモビルスーツ、噂ほどではないわ!!」
これは、『ドム』を駆る”黒い三連星”とあだ名されるパイロット、そのうちの一人『ガイア』大尉のセリフです。(※”黒い三連星”の「ジェットストリームアタック」については、またの機会にご紹介します!)
劇中では、深い森の中を駆け抜けて”連邦の白いMS”『ガンダム』らを苦しめるMSとして、また、連邦軍のミデア補給部隊隊長『マチルダ・アジャン』中尉を戦死に追いやった悪名高き?!MSとして知られております。
ジオン軍の『キシリア』少将より局地戦用”重MS”という呼び名が与えられている通り、重厚感に満ち溢れたプロポーションを持ち合わせており、その装甲は『ザクⅡ』をはるかにしのぐ性能が与えられていたと言われています。
今回も、個人的なあふれる想いはつきませんが本題に入りたいと思います。
※今回のブログ内のエピソードについては”1stガンダム”からのものが主であることをお伝えしておきます。
☆ガンダム公式YouTubeの”ガンダムチャンネル”では、「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」公開記念として、YouTubeチャンネル登録者105万人目標達成キャンペーンとして「Road to U.C.0105」が進行しております。(’21.04.04付)
開封~ランナー紹介
いつも通りまずは、外箱のご紹介からです。
HGUCナンバーは「059」で、前回ご紹介したオリジン版のキットと比べると、肉厚でひとまわり大きいサイズとなっています。
部品の選択によって、『ドム』と『リック・ドム』が選べます。
作り分けは、”スカート”など一部分の選択で済んでおり、比較的組み立てやすいのではないかと思います。難点?!としては、両方組むとなるとキットが二つ必要なことですかね。
説明書
説明書もご紹介したいと思います。
表紙は、オリジン版のキットと違い”BOXアート”と同じではありません。
この頃のHGUCキットの説明書には、”ナナメポーズ”が映えます。
ランナー
続きましては、ランナーのご紹介です。
ポリキャップを入れて6枚でした。
ランナーの色分けが秀逸で、見事に劇中の『ドム』が再現されています。
色だけでなく、”ホバー走行”を支える脚部の立体成形がしっかりと再現されていて、見とれてしまいます。
ランナーの数は、思ったほど多くありませんでした。
しかしながら開封してランナーの作りを見てみると、肉厚な外箱の大きさも納得です。
切り取り~パーツ組立て
今回も、説明書通りに作製してまいりたいと思います。
2006年1月の発売のキットですから、およそ15年前のキットになります。
作り込みは、オリジン版のキットに比べると設計の古さを感じましたが、各部分のプロポーションは、見事なまでの再現性が確保されていました。
☆以前作製しました『オリジン版旧ザク』につきましては、こちらからどうぞ↓↓↓
上半身
”重MS”らしい造形で、一つ一つのパーツが大きめのサイズで構成されています。
肩部分に大きめの合わせ目が入ります。
今回の『ドム』の”モノアイ”は可動式となっておりますので、”狙いを定めたり”といろいろ遊べるキットになっています。
腕部は、合わせ目がほとんどわからないような設計になっており、素組みの状態でも違和感のないプロポーションが保てます。
下半身
『ドム』と言えば!?の脚部構造ですが、非常に特徴的な”ホバー走行”を可能にしたユニットが劇中通りに再現することが出来ます。
ホバー走行について
説明書によると…
「熱核ジェットによる足下の地表面効果で機体を浮かせ、スカートやスソ部分のロケットで推進する。巡航速度は90㎞/h、最大戦闘時のトップスピードは240㎞/hに達する。」
そうです。
脚部の合わせ目は、太ももの上部にありますが、スカートに隠れますので気になりませんでした。
武装類
シンプルイズベスト!!な武装数です。
いつもながら、武器類の中心部分にはバッチリと合わせ目が入ります。
組み付け~完成
各パーツを組みつけて、完成です!!
ワクワクの瞬間がやってまいりました。
さあ、いよいよ完成です☆
すべての組み立て時間は(素組みの状態で)およそ2時間ぐらいでした。
SNSで評判通りのプロポーションで、リバイヴ版が出ない理由が”わたしにも分かる”ような気がします。
ゆがみもなく、成形色も素晴らしいです☆
”拡散ビーム砲”はホイルシールでまかないました。
スミ入れをして、トップコートを吹き付けての完成です。
”キシリア様もご満悦”の”重MS”の名に恥じない作り込みです。
”ジオン系”のスカート形状は手ごわいですね。
腕を磨いて、また出直したいと思います。
各部分のギミックは必要最小限と言ったところでしょうか。
ポージング
各武装を持たせて、ポーズを取ってみました。
ただ構えをとるだけで、絵になるMSだと思います。
ヒートサーベル
サーベルの長さが全長と合っていて、カメラの画角にピッタリでした。
ポーズを取っているあいだ中、いいね!いいね!と連呼しておりました…
素早く向きを変えて、速攻で敵MSに切りかかります!!!
ジャイアント・バズ
ジオンが誇る兵器のなかで、”ザク・バズーカ”と並ぶ有名な『ドム』の代名詞、”ジャイアント・バズ”は、当時最大級の携帯用火器だったそうです。
”スコープ”部分のクリアパーツは、塗装後に付属のピンク色のホイルシールを内側に貼って、それからはめ込みました。
『ドム』が重力下において俊敏な身動きをしていることで、開発した「ツィマット社」の開発能力の高さをうかがい知ることが出来ます。
無理なくポーズをとることが出来て、”ジャイアント・バズ”の保持力にも問題はありませんでした。
背面の立ち姿も秀逸で、”スカートの広がり”が魅力を倍増させているように思います。
バーニア部分
外装パーツに隠れて見えない作りになっています。
それぞれ腰部と脚部のアーマーに隠れて装備されております。
足裏の”ホバー装置”もよく見えます!
旧キット風
ただただ立ち尽くしているだけの様子です。
下からのアングルによって、存在感がさらに増してきます。
全般的にみて、可動域は狭いキットだと思います。
最後は、左半身に光を浴びての一枚です。
おわりに
今回の『HGUC 1/144 MS-09ドム (機動戦士 ガンダム)』の作製レビューはいかがでしたか?
前述の通り、およそ15年前に発売されたキットとは思えないほど秀逸なプロポーションとバランスが再現されており、劇中のシーンを容易に作り出すことが出来るキットです。
今回は、『リック・ドム』の作製は行わず、(”ビームバズーカ”の作製は行いました。)『ドム』の作製だけのレビューといたしました。
劇中とはいえホワイトベースの、また、”わたしたちの”マチルダさんを死に追いやった憎きMSであります。
しかしながら、何故か魅力的に見えてしまうのは、このMSが持つ不思議な性能に思えてなりません。
独特のフォルムがなせる業なのか、はたまた、入手困難なキットであるが故の希少性がそうさせるのかは分かりませんが…。
※今回ご紹介したガンプラのリンクをはっておきます。
☆次回の作製はこちらを予定しています↓↓↓
今回も最後までお読みいただいて、どうもありがとうございました。
それではまた。
コメント