ガンプラ発売40周年おめでとうございます!vol.2

ガンプラ

こんにちは、きゃもたろうです。

今回は、バンダイのガンプラ

『HG 1/144 MS-06S シャア専用ザクII( 機動戦士ガンダム THE ORIGIN)』

の作製レビューをお届けします。

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ガンプラ発売40周年おめでとうございます!vol.2

「ララァ…私を導いてくれ」

と劇中の”シャア・アズナブル”のセリフを言ってみても、導いてくれる人などはいませんでしたが、およそ30年ぶりにガンプラを作製しました。想像以上の迫力と重厚感が得られて子供のころに感じていた興奮がよみがえりました。偶然にも8月は3週にわたり「BS11」にて、1stガンダム劇場版三部作が特番放送されますので、みなさんもガンプラ作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

開封~”ランナー”紹介

まずは開封作業です。”ランナー”と呼ばれる樹脂製のプラモデルの枠の部品が、二枚づつぐらいビニール袋に入っていますので、取り出します。

そのランナー達がこちらです。

”A”パーツとか”A2″パーツなどと番号が振り分けられていて、分かりやすいですね
こちらは”B”パーツです 足の裏にあたる部分があります

微妙な色分けがされていて、成型色のままでも十分楽しめると思います。

左側は、”動力パイプ”と呼ばれているものです
脚部の”内部フレーム”です 両足分ですからかなりの分量です

上記の“動力パイプ”の隣は”ポリキャップ”と呼ばれている部品で、主に関節部分に用いられます。

”E1”パーツには脚部の”スカート”部分が見えます
見たまんまの”武器”類ですね

外箱の大きさがおおむね「A4」サイズなので”ランナー”はそれよりも一回り小さいのですが、画像ではちょっとわかりにくいですね。

バンダイさんの技術力の高さがうかがえます ”デカール”も付属しています
目立った”ゲート跡”は”ヤスリがけ”をします

”パーツ”と”ランナー”をつないでいる部分は、”ゲート”と呼ばれていてその接続部分が場所によっては「1㎜」程のところがたくさんありました。”旧キット”では現代の技術力と違うのでそれほどではなかったように思います。ですから場所によっては【ニッパー】を使わなくても ホロッと ”ゲート”から取り外すことができました。

切り取り~”パーツ”組立て

いよいよ組立てに入ります。

組立ては”パチ組”と呼ばれている方法で”素組み”をしようと思ったのですが、結果的には部品が取れてなくしてしまうのを恐れ、一部分【接着剤】を使うことにしました。ちなみに”旧キット”は、基本的に【接着剤】でのはり合わせが必須となります。

なお、”パーツ”をはり合わせた際に出来る”合わせ目”ですが、このキットは思ったほど目立たないように思いました。一部分は【接着剤】を使って”合わせ目消し”をしたいと思います。

今回使用した【接着剤】と【ニッパー】はこちらです。リンクを載せておきます。

”マシンガン”の弾倉部分です
組立ててみるとピッタリとハマります すごく精密に作られています

例えば「A1”パーツ”の5と6を組み合わせる」とか「”ポリキャップ”をC2”パーツ”の18と19で挟んでから組み合わせる」といった具合で、どんどん組立てていきます。文字にすると、なかなかむずかしいです… ですから説明書は図解してあって、しかもカラー!!なんですね。

左足の”内部フレーム”です
立派な両足です 見るからにたくさんの関節が動きそうです 笑

この”内部フレーム”を採用しているという構造が個人的にはとても気に入っていて、感激しました。その構造によって”関節の可動域”が格段に広くなり、完成した際にさまざまなポーズがとれるようになったようです。

「Z」シリーズからは”可変型”も発売されましたが(こちらについてはまたの機会にレビューしたいと思います)それでも”関節のひねりや曲げ”もあまりなく”外板をボンドではり合わせるだけ”の頃に子供だった世代からすると、画期的な組立て方法だと思います。

腰部です
両腕です ”手のひら”のハンドパーツが気に入りました

”旧キット”からは、すべてにおいて文字通り隔世の感がありました。一つ”パーツ”を組み立てるごとに「おーーっ!」と声が出てしまう、それぐらいの感動が得られました。

もちろん”旧キット”があっての進化だと思いますし、まったく別のものと解釈するといいのかもしれません。”旧キット”には当時の味があり再販もされていますから、いつかチャレンジしてみたいと思います。しかしながら作ってみたら全然ちがいましたね。

この顔は紛れもなく、ザクです
それぞれの部品を並べてみました

いよいよ各部分の取り付け作業に入ります。

失敗したところ

【ニッパー】で”ゲート“から”パーツ”を切り離しますと樹脂に負担がかかることがあり、その部分が白くなる”ゲート跡”と呼ばれている”バリ”が発生することがあります。

その現象を防ぐために、”二度切り”と言って”パーツ”から離れた”ゲート”をいったん切り離してから、”パーツ”本体を切り離しますが、なかなかうまくいきませんでした。

左上の部品に一部分”バリ”ができています プラスチックが白化していますのがわかりますか?
”ヤスリがけ”をして、すこしキレイになりました

子どものころは、作り急いでいましたから無理やり”パーツ”をひねって、ねじ切り取ることもしていました。いま思うとあまりにも強引で、プラモデルに申し訳ないですね…

”ねじ切る”とこんな感じでちぎれたようになります
今回一番苦労した部品です

この部品は”腰部上”の”動力パイプ”を固定する”パーツ”なのですが、その”動力パイプ”を左右いっぺんにはめ込まなければならないのですが、左右がバラバラになってしまいとても苦戦しました。(結局、片方を【接着剤】で固定してからはめ込みました)

取り付け~完成

取り付けて完成しましたのがこちらです。細部のディティールを見てみましょう。

”モールド”と呼ばれているスジがよく見えます ”スミ入れ”をすると雰囲気が変わります
劇中では、これだけの武器を駆使して戦います

付属の武器は左から”ザクマシンガン”(弾倉付き)と”ヒートホーク”2本に”ザクバズーカ”、”ザクマシンガン”(こちらの弾倉は銃身の上部にあります)と”対艦用バズーカ”になります。

バックスタイルです
全体の左側です

完成後の全高は、およそ13㎝でした。

全体の右側です “盾”には”バズーカ”の予備弾があります
”ランドセル”の右側に”バズーカ”のフックがあります

”さすまた”のような部品が”バズーカ“用のフックです。

組立てに苦労しました”動力パイプ”です
右ひじの内側”内部フレーム”です

腕は脚部以上に動かすことができ、腰部や胸部まで動かすことができます。

右脚ひざの”内部フレーム”がよく見て取れます
右脚のひざ裏の関節です

脚部の付け根やひざの関節、足首までかなり柔軟に動かすことができました。

左脚ふくらはぎの”スラスター”部分です ”ゲート跡”がたくさん残りました
左肩の”ショルダーアーマー”は【接着剤】跡がまだ残っています

所どころに残っている【接着剤】跡や”ゲート跡”は、しっかりとヤスリで磨いて、それから”マーカーペン”を使っての汚し塗装”ウェザリング”に挑戦したいと思います。

ポージング

さまざまなポーズをとって、撮影してみました。

”ザクマシンガン”を構えます
狙い撃ちです
”ザクバズーカ”は【接着剤】あとが…”合わせ目”を消さないといけません
”素立ち”しましたが、重厚感が伝わりますでしょうか?
パッケージと同じようにしてみました
よく関節が動かせるのがわかりますが、どうでしょうか?
今回一番気に入っているポーズです
スタンドを使っての撮影です
”背景”がないとこんな感じです
残念!”照準”のシールが浮いています…
”ヒートホーク”で襲い掛かるとこんな感じです
”ショルダーアーマー”で特攻です

別のキットと比べてみました

じつは別のキットを買って、子どもさんに作ってもらいましたので、比較してみました。

右のモデルは”1stガンダム”のシャアザクです
作品もメーカーからの発売年月日も違いますし、雰囲気は異なります

おわりに

『HG 1/144 MS-06S シャア専用ザクII( 機動戦士ガンダム THE ORIGIN)』の組立てレビューはいかがでしたか?開封から撮影までいれると、今回の制作の総時間は6時間をこえました。お気づきの方も見えるかもしれませんが、まだ”デカール”(付属のシール)をほとんど貼っていません。前述しました通りですが、いずれ”ウェザリング”にも挑戦したいと思っていますので、その際には私なりに”完成”した「シャア専用ザク」をご覧いただけると思います。

『おそよ30年ぶりにガンプラを作り始める』ということで一回目をお届けしました。不安もあり、正直どうなるかわからないところもありましたが、撮影も含めてかなり楽しむことができました。次回以降も気長に制作を続けていきたいと思っています。よかったらまたお付き合いください。

次回の制作はこちらを予定しています↓↓↓

THE ORIGIN版の機動戦士ガンダムです

今回も最後までお読みいただいて、どうもありがとうございました。

それではまた。

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