こんにちは、きゃもたろうです。
今回の登山は、岐阜県の関市に位置し、板取川流域にあります『蕪山』(かぶらやま)へ行ってきました。
☆前回の登山の模様はこちらから↓↓↓
※まだまだ新型コロナウイルスの感染防止策を、十分に行ったうえで行動をとる必要があります。
今回の登山は、梅雨の真っ只中、谷間の晴れ日を利用して、今年初の登山を敢行しようということで岐阜県関市を選択してへ登りに行って参りました。
この日のお天気は、朝のうち晴れ間の広がる登山日和と思われる、いいお天気だったのですが…。
山の天気は変わりやすいということを、あらためて認識する登山となりました。
☆『蕪山』についての詳細はこちらのリンクをご覧ください。
梅雨の最中に岐阜県にある蕪山(かぶらやま)へ行ってきました。
『蕪山』は、標高1.069mの低山です。その名前の由来は、麓で開墾や焼畑農業がおこなわれていた際に栽培された、“カブラ”にちなんだとされているそうです。
今回の登山ルートは、「蕪山コース」と呼ばれている山腹の南東側を通るルートのご紹介です。
目立って急登といった箇所もほとんどなく、整備された登山道は道迷いの心配も少なく、安心して登山を楽しむことができました。
この登山記が、みなさまの参考になればうれしいです。
駐車場まで、そして入口へ
今回利用しました、21世紀の森公園無料駐車場までは、クルマでせと赤津ICから「”C3”東海環状自動車道」内回りから、「”E41”東海北陸自動車道」美濃関JCTを経由して美並ICで高速を降り、国道156号線から256号線へ入りました。”タラガトンネル”という長いトンネルを出た後は、県道52号線(あじさい街道)へ出て、およそ1時間30分で到着しました。
☆高速道路の料金(”速旅”を含む)や、道路工事、渋滞その他の詳細情報につきましては、こちらのNEXCO中日本のリンクをご覧ください。
抜けるような青空とはいきませんでしたが、晴れ間の広がった7月初旬の空でした。
この日は、土曜日にもかかわらず人もクルマの台数も少なかったです。
21世紀の森公園の近く(クルマでおよそ20分ほど)に、”モネの池”と呼ばれている景勝地がありますから、紫陽花の咲くこの季節は、そちらに人が流れているのかもしれませんね?!
☆”モネの池”の詳細につきましては、こちらからどうぞ↓↓↓
駐車場(スタート)から「蕪山コース」登山道まで
本格的な登山道までの道のりは、駐車場に直結している舗装路を通り、株杉の散策路を経てからおよそ20分ほどで到着となります。
”株杉の森”コースは、観光用ルートになっておりました。
今回は、案内看板にあるとおりに①から入っていきました。
入山して早々に、強烈なマイナスイオンを感じることができました。
のちほど、ここを流れていた沢を渡河することになります。
この日は、野鳥の姿を見ることはありませんでしたが、遠くで鳥のさえずりを聞きました。
”株杉見学路”
ここから樹齢数百年という、数多くの立派な株杉たちを見学することができますので、是非ともご覧ください。
ここまでの所要時間は、およそ10分ほどで到着しますから、株杉の見学だけでも面白いですね。
株杉たち
さぁ、いよいよ本格的に山へ入りましょう。冒頭の案内看板にあった番号は、⑨番です。
散策路の傾斜はきつくありませんでしたし、整備がなされておりますので、心地よい森林浴を楽しむことができます。
※株杉についての詳細は、こちらからどうぞ。
数えきれないほどたくさんの杉に囲まれて歩いていきます。
ジブリ作品の世界に紛れ込んでしまったような感覚になりました。
蜂に関しましては、これからの季節に要注意ですから、この看板は効きますね。。。
当然のことながら、ひとつとして同じ杉はありませんから、見ていて飽きませんでした。
十分に株杉を堪能しましたら、ウォームアップは完了ですね!
ここまでは周回路になっておりますので、山頂を目指さない方は、こちらで引き返すことができます。
そのまま山頂を目指す方は、株杉の生命力の強さを全身に受けて、パワー全開で『蕪山』へ登っていくことができますよ☆
「蕪山コース」登山道のはじまりから分岐点まで
株杉たちに別れを告げて、いよいよ本格的な登山の始まりです。カウンターを押して入山しました。
ここまでの所要時間は、前述のとおりおよそ20分で到着しました。
そしてなにやら、温泉の割引なる特典を受けられるとのことですから、何が何でも登頂しなければなりませんね!?
株杉の見学路と同じく整備がされていて、道迷いの心配は少ないかと思います。
全体的に傾斜もゆるく、とても歩きやすい登山道でした。
といいながら、何事にも油断は禁物ですから注意はしなければなりません。
同じ川の流れを、3回渡ることになります。
見どころ満載の山ですから、登山のキツさを感じることが少なかったのか?!
水深は深くなくて、注意して渡れば足元をすくわれることは少ないのではないかと思いました。
☆動画を撮影しましたので、よかったらどうぞ↓↓↓
涼しげな清流の音が、一服の清涼剤になればうれしいです。
樹木のことは全く分かりませんが、種々の木々たちが登山者を出迎えてくれます。
ちなみに、ここまでの所要時間は、およそ50分です。
足元の整備には、ここの山にあるものを使って再利用しているという気がしました。自然に足になじむといいますか、作り方が上手いのか、違和感を抱くことなく山頂まで歩くことができました。(あくまでも、筆者の感想です。。。)
要所要所に案内看板があり、非常にわかりやすく登山が出来ました。これでしたら、道迷いの心配は少ないですね。
分岐点から山頂まで
スタートからここまでで、およそ1時間経過しました。山頂方面を目指します!!
分岐点のすぐ側に、距離標がありました。
全体的にみても休憩場所は少なくて、広いスペースはほとんどなく、休憩場所を選ばないといけませんでした。
樹林帯をどんどん進んでいきました。
先ほどの距離標から、およそ30分でここまで登ってきました。
写真では分かりにくいかもしれませんが、しっかりとぬかるんでいました。
さらにおよそ30分ほど進みました。
登山道を登り方面から見て、右に屈折するところがあります。
この先すぐが山頂でした!
最後の距離標からここまでは、およそ20分ほどで到着しましたから、最後のひと踏ん張りという感じでしたね。
山頂にて
標高1.069mの『蕪山』、登頂成功です。ここまでの所要時間は、およそ2時間30分でした。
ひと通りの写真撮影をしましたら、お昼ごはんにしましょう♪
方面案内看板
山頂に到着したとたんに、雲行きが怪しくなってきました。分かりにくくなってしまいましたが、山頂からの景色の各方面をご覧ください。
わたし達のほかに、もう一組の登山パーティが昼食をとっていました。
写真を撮って、ひと息ついてから「本日のお昼です。」
そうこうしている内に雨が降ってきまして、、、早々に退散しました。
山頂では、およそ30分ほど滞在することができました。
登頂とほぼ同時に雨が降ってくるという、何とも言えないタイミングを経験しました。
下山開始
今までの登山での最短滞在時間を記録して、下山を開始しました。。。
あっという間に雨量が増えましたから、仕方がありませんでしたね。
腕時計に落ちる雨粒を、恨めしそうに眺めました。
下山している途中に、数多くのカエルを見つけました♪
どこにいるのか、見つけられましたか?
下りはケガをしやすいので、足元に注意が必要です。雨が降ってきて、滑りやすくなってしまったとなればなおさらですね。
山頂まで、1.000mの距離標まで下ってきました。ここまでの所要時間は、山頂からおよそ20分でした。
☆動画を撮影しましたので、よかったらどうぞ↓↓↓
カエルは、先行していた後輩が見つけて教えてくれました。しかしながら、大きなカエルでしたね。
一向に雨が止む気配はなく、休憩もそこそこにしてひたすら下山してきました。
ここまで一気に下ってきて、およそ1時間ほどで分岐点まで到着しました。
☆動画を撮影しましたので、よかったらどうぞ↓↓↓
さすがに無傷では済まず…、二人とも下山の途中で足を滑らせることがありました。。。
渡河に時間がかかったせいなのか、疲労の影響なのか、分岐点からここまでは、およそ40分ほどの時間がかかりました。
こちらは、登りでは気が回らなかったキャラクターです。(登りでも写真には納めていましたが、株杉に意識を持っていかれていました♪)
正解は『蕪山』の所在地、関市のキャラクターだそうです。
さぁ戻ってきまして、駐車場は目と鼻の先です!
麓の方は、たくさん雨が降った感じはありませんでした。
最後はのんびりと紫陽花を見ながら駐車場へ到着です。
”株杉エリア”からはおよそ10分ほどで駐車場まで来られました。
今回の『蕪山』登山は、休憩および撮影の時間を入れまして、トータルおよそ5時間弱の登山でした。
板取川温泉にて
最後のお楽しみはいつもの通り、温泉に浸かってのまったりタイムです◎
21世紀の森公園からは、クルマで5分も走れば到着します。
入泉料はご覧の通りです。ただし、山頂へ登頂された方には、割引を受けることができますから自撮り写真をご持参のうえ、サービスを受けてください☆(R6.7来場時点です。)
温泉につかって、癒され2時間弱の滞在時間で帰路につきました。
板取川に沿って、下流方向へ進んでいくと”モネの池”に到着します。(今回は寄りませんでしたから、またのお楽しみです♪)
おわりに
今回の『蕪山』登山記は、いかがでしたか?
梅雨の晴れ間を狙って、「蕪山コース」(株杉の森コース)を使って登頂を成功させることができ、『蕪山』の見どころを一部分ご紹介できたのではないかと思います。
ただ、天気予報は外れて、雨に打たれながらの下山となりました。山頂では、雷鳴が轟いてからすぐに雨が降ってきました。ゴロゴロと聞こえたらすぐに下山を開始し、落雷に合わないように行動することも経験できました。
山のお天気は変わりやすく、滑りやすい登山道は危険と隣り合わせであるということを、身を持って証明できました。(何事もなく無事でしたから言えることですね。)
眺望を望むことができない樹林帯を進む登山道ですが、とてもよく手入れがなされていて登りやすく初心者の方も安心して登山を楽しむことができる山だと思いました。
そして、『蕪山』周辺の板取川の流域には今回立ち寄りました温泉だけでなく、”モネの池”や”板取やな”など数多くの見どころがあるようですから、下山後のお楽しみも満載の登山になります。
それぞれの所要時間につきましては、あくまでも参考程度としてください。
なお、今回ご紹介しました最寄りの駐車場は、ハイシーズンには満車になることがあるようです。安全な登山のためにも時間にはゆとりをもってください。
今回も最後までお読みいただいて、どうもありがとうございました。
それではまた。
コメント