こんにちは、きゃもたろうです。
今回の登山は、中央アルプスの最南に位置し、長野県阿智村および岐阜県中津川市にまたがり日本百名山、新・花の百名山に指定されている『恵那山』へ行ってきました。
☆前回の登山の模様はこちらから↓↓↓
今回の登山は、毎年恒例となりました?!百名山アタックをしようという提案から、それならば今年も宿泊を伴い、かつ温泉にも入れる目的地にしようということで『恵那山』を選択、宿泊地には「昼神温泉」が選ばれたというものです。
この日は最高のお天気に恵まれ、平日ということもあって駐車場および登山道は空いており、秋の休日を過ごすのにふさわしい一日となりました。
☆『恵那山』についての詳細はこちらのリンクをご覧ください。
今年の秋は、岐阜県の百名山『恵那山』に登ってきたよ!
『恵那山』は、標高2.191mの日本百名山のうちの一座です。その名前の由来は、古来より地元では胞衣山(胞山)と呼ばれていて、角度によっては船を伏せたように見える事から舟覆伏山 (ふなふせやま) などとも呼ばれたそうです。
また「天照大神がここで降誕され、その胞衣(えな)がこの山に埋められた」という江戸時代の古書にある一説が”恵那”の由来となっているそうです。「天照大神」の文字が示すように、古来から山岳信仰も盛んな山で山頂付近には7つの社が置かれているそうです。
1893年(明治26年)5月11日には、ウォルター・ウェストンという英国人が恵那山に登り、恵那山を全世界に紹介したそうです。
年間を通じて大勢の人が訪れる『恵那山』、今回は山の北東部に設けられ長野県阿智村から登る、最も新しく、かつ最短のルートを往復する「広河原ルート」で、山歩きの初心者の方にもおすすめのコースをレビューします。
序盤に急登しなければならない場所もありますが、整備された登山道は道迷いの心配も少なく、気持ちよく事故のない登山を楽しむことができました。
この登山記が、みなさまの参考になればうれしいです。
駐車場までから『恵那山』広河原ルート入り口へ
今回利用した「広河原ルート」無料駐車場までは、車でせと赤津ICから「”C3”東海環状自動車道~土岐JCT経由~”E19”中央自動車道」を経て園原ICで降り、県道477号線を通って、所要時間はおよそ2時間で到着(休憩時間込み)しました。
☆高速道路の料金(速旅)や、道路工事、渋滞その他の詳細情報につきましては、こちらのNEXCO中日本のリンクをご覧ください。
抜けるような9月下旬の青空でした。
こちらは「恵那山トンネル」の直前にあるPAです。
安全を考慮して、危険物積載車両は通行禁止となっている「恵那山トンネル」です。ちなみに開通(’75)当時は対面通行だったそうです!!
まるで夏空の下のようですよね?!
そしてこちらの長野県阿智村にある「昼神温泉」は、今回の宿泊地です。こちらの温泉はトンネル工事中に湧き出た温泉だそうで、およそ50年の歴史があるそうです。
☆「昼神温泉」の詳細につきましてはこちらのリンクからどうぞ↓↓↓
無料駐車場
「園原IC」から、およそ10分で到着しました。
林道は荒れた舗装路となっておりましたので、走行には注意が必要です。
毎度のことながら、「登山届」は必ず提出して行きましょう!!
平日でしたから車の台数は少なくて、若干の寂しさが募りました。。。
全国各地、山岳地帯ではいつどこで熊に遭遇してもおかしくない情勢のようです。
山へ入る場合は、対処方法を想定しておかなければならない事態になっております。
登山口へ
駐車場から登山口までは、歩いておよそ30分で到着しました。
ところどころ道路工事や法面の崩落など歩きづらい場所がありましたから、十分注意して進行してください。
「広河原登山口」
ここまで思ったより時間がかかりましたが、さぁいよいよ登山開始です◎
こちらの河では遭難事故が発生しているようですので、増水等異変を感じましたら近づくのは危険です!!
河原での自然の脅威を感じたところで、山へ入ります。
つづら折り有り、急登有り、序盤から『恵那山』は登山者を可愛がります♪
1合目~2合目にて
ところどころの急登には、はしごがかけられ登山者の足元を助けてくれます。
登山口からここまでの所要時間は、およそ10分でした♪
このよう『恵那山』の案内看板には”2/10”や”7/10”といった具合に数字が書いてあり、何合目かの目安を示してくれてありました。
登山口からここまでの所要時間は、およそ30分でした!
この辺りまで来ますと太陽の光が登山道を照らしてくれますね。
駐車場を出ましてから、およそ80分経過です♪
☆この付近の動画を撮影しましたのでよかったらどうぞ。
4合目にて
ここで長めの休憩を取りました。登山口からここまでの所要時間は、およそ1時間10分。
小休止はしておりましたが、序盤の急登続きで息があがりました。。。
眺望可能区間にて
”4合目”から先の区間は、ところどころに急登はあるものの比較的登りやすく眺望が開けますので、足取りは軽くなりました。
案内看板が朽ちてしまったのか、いくつかの見当たらない数字がありました。5か6だと思いますが、数字がとんでしまいましたね◎
ちなみに”4合目”からここまでの所要時間は、およそ10分でした。
登山口からここまでの所要時間は、およそ1時間30分でした。
『恵那山』の登りも後半戦となり、先が見えてきましたか?!
うーん、こうして見ますと頂上は、まだまだ先のように感じます…。
日本の秋がなくなったと言われて久しいですが、平野部だけでなく山の秋もなくなってしまうのでしょうか?
そんな予感すら感じさせる空の高さでした。
南アルプスの山々を見渡せる北東方面に眺望は広がっていました。
この辺りの眺望が素晴らしくて何枚も写真を撮ってしまい、足が止まる事態に見舞われました☆
ここはロープを使わなくても登れましたが、念のため使用されてもいいかと思います。
7合目にて
歩いていましても足取りは軽く、気持ちの良い登山道でした。
登山口からここまでの所要時間は、およそ2時間でした◎
油断はできませんがここまで来ても登山道は一本道でしたから、「広河原登山道」を使用する限りは道迷いの心配は少なくて済みそうですね♪(※登山は何があるか分かりませんから、油断は禁物です。)
”8合目”の案内板は見落としてしまいましたね。
この辺りの樹林帯でもまったく眺望は望めません◎
“7合目”からここまでの所要時間は、およそ30分でした。。。
ぬかるみには十分注意してください!見た目以上に柔らかいところもありますよ。
9合目にて
ようやく”9合目”にたどり着きました。
登山口からここまでの所要時間は、およそ2時間40分でした☆
最後の急登となります◎
それでも道幅に余裕がありましたから、心にも余裕が生まれましてそれほどの急登には感じませんでした☆
最後の最後でぶつかって怪我などしないように!!
山頂にて
日本百名山の『恵那山』山頂に登頂成功です!!
標高2.191m『恵那山』山頂に登頂成功しました!
登山口からここまでの所要時間(休憩時間含む)は、およそ3時間でした。
駐車場からここまでの所要時間は、およそ3時間40分です。のんびり歩いておりましたから、登山中に感じていたほどかかっていない印象でした。
そして、噂通りに山頂からの眺望は望めずただただベンチがあるだけでした。
朝も遅めでしたからちょうど良かったのかもしれません◎
昼食を済ませてから山頂付近を散策してみました。
避難小屋展望スポットがあるという方向へ歩いていくと…
下山開始
…先の見えない避難小屋の散策を途中で諦めて、早々と下山を開始しました。
下りは早いのなんの、日没前には駐車場へ戻らなければなりませんから。
山頂からここまでの所要時間は、およそ15分でした♪
明らかに太陽の傾きが変わったのがよくわかる写真になりました☆
登山の写真をキレイに残してみたい方はミラーレス一眼カメラのレンタルもオススメです。
山の日没は早く感じますから、この辺りですでに足元は暗いですね。
気をつけないと転倒するリスクが高まります!
山頂からここまでの所要時間は、およそ45分でした。
☆この辺りの動画を撮影しましたので、よかったらどうぞ。
この案内看板は、”6合目”でしょうか??
山頂での休憩時間はおよそ40分でしたから、ここまで一気に下りてきた印象です♪
山頂からここまでの所要時間は、およそ50分でした♪やはり早いですね。
☆鳥のさえずりが聞こえましたので、動画に切り替えました☆
日陰に入っており、登山道に日差しは降りてきません。
あと少しで下山し終わりますから、気を抜いてはいけませんよ。
なお山頂からここまでの所要時間は、およそ1時間50分でした◎
河のせせらぎが聞こえてきましたら、この登山ももうすぐ終わってしまいます。
☆動画に切り替えましたので、よかったらどうぞ。
朝と変わらない穏やかな水の流れでした。
駐車場、いやお家に帰るまでが登山です!
ここで落石に遭ってはたまりませんから、上方の音の変化に敏感になりました。
他の登山客も日帰り登山のようで、ご覧の通り駐車場には1台もクルマが止まっておりませんでした。
山頂からここまでの所要時間は、およそ2時間20分でした!!トータルではおよそ6時間40分の登山でした、本当にお疲れさまです♪
わたしたちはこの交差点を直進して行き、「昼神温泉」にて一泊してから帰路につきました。
翌日の天気も快晴となり、気持ちよく「中央道」を走らせて帰ってくることが出来ました☆
おわりに
今回の百名山『恵那山』登山記は、いかがでしたか?
秋晴れの晴天の下、「広河原登山道」を使って登頂を成功させることができ『恵那山』の見どころの一部をご紹介できたのではないかと思います。
噂通り、山頂の眺望を期待することが出来ず”最も地味な百名山”のうちのひとつと言われ、”がっかり登山”といわれてしまっても仕方がないのかなぁと思いました。(※とても個人的な感想ですので、ご了承下さい。。。)
ただし、全てにおいて眺望が望めないのではなく、山頂から進んだ場所には展望スポットがあるようです(※今回は断念して行っておりません。)
整備されていて登りやすい登山道からは、遠くに「南アルプス」の山々を望むことができますからご安心ください。
そして、「中央道神坂PA」から見た恵那山はとても素晴らしく、どっしりと構えた雄大な恵那山をすぐ近くに望むことができますので名古屋方面から来られる方は、登る前に是非お立ち寄り頂きたいなと思います。
それぞれの所要時間につきましては、あくまでも参考程度としてください。
なお、今回ご紹介しました最寄りの駐車場は、ハイシーズンには満車になることが多いようです。また接続道路の林道は工事のため、一般車両の通行止め規制もあり、その場合はかなり遠い場所に駐車することになるようですので、安全のためにも時間にはゆとりをもってください。(※工事規制の詳細につきましては、阿智村へお問い合わせください。)
今回も最後までお読みいただいて、どうもありがとうございました。
それではまた。
(Pixel4a5gにて)
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