こんにちは、きゃもたろうです。
今回の登山は、滋賀県と岐阜県にまたがって位置し、関西、東海の両地方から数多くの登山者が、また、ドライブウェイを利用して多くの観光客が訪れる、日本百名山のひとつ、標高1377mの『伊吹山』へ登山に行ってまいりました。
※R5.10月現在『伊吹山』は、同7月の大雨災害により登山道が大規模に崩落し、麓から登山道を使って山頂へ登ることができません。
よって(登山道を使っての)入山が禁止されております。
詳しくはこちら、滋賀県米原市のホームページをご覧ください。
☆前回の登山の模様はこちらから↓↓↓
今回の登山は、梅雨明けを待って7月の下旬(当初は、7月中旬を予定)に”アタック”となりました。
この日も、大勢の登山客が訪れており、夏山のシーズン到来を告げるのにふさわしいお天気となりました。。
しかしながら、絶好の登山日和になったものの、この日の最高気温は34度(滋賀県北部、当ブログ調べ)となっており、暑さとの折り合いをどのようにつけて、体調管理を図るのか?!といったことが、当日のカギになりました。
日本百名山に名を連ねる『伊吹山』の夏が凝縮された今回の登山、とても登り甲斐のある山でした。
☆『伊吹山』についての詳細はこちらのリンクをご覧ください。
真夏に百名山の伊吹山へ登ってきました。
『伊吹山』は、日本百名山、関西百名山、新・花の百名山などのひとつで、滋賀県で一番標高の高い山であり、季節を問わず各地から訪れる大勢の観光客や登山者でにぎわっています。
山頂付近からは、東は「濃尾平野」西は「琵琶湖」に、南は「伊勢湾」北は「日本海」方面を見渡すことができ、登山愛好家たちを惹きつけてやまないようです。
また、『伊吹山』の”表登山ルート”は視界を遮るものがほとんどなく、(天候がよければ)登山中に振り返ると 、日本一の「琵琶湖」を常に見ることが出来ます。八合目あたりからは、急登しなければならない場所も多々ありますが、それもこの山の魅力になっていると言えると思います。
今回は、「上野登山道」という名の”表登山ルート”を通って山頂まで登ったあと、同じルートで下ってまいりました。
この登山記が、みなさまの参考になればうれしいです。
駐車場から登山道入り口
今回使用した駐車場までは、車で名古屋IC方面から「”E1”東名~名神高速道路」を経て、「関ケ原IC」を降りて国道365線を約10㎞西に進み、およそ1時間で到着しました。
☆高速道路の料金など、詳細情報につきましては、こちらのNEXCO西日本のリンクをご覧ください。
登山道の入り口付近には、民間の駐車場が数多く点在しております。(料金については、場所によりまちまちでした。¥400〜500円ほどで停められる所が多いようです。)
この日は、早朝から営業していましたので、車を停めるのに困ることはありませんでした。
三ノ宮神社の前を通り抜けて、進んでいきます。
あまり天気は、よくありませんね。
登山道の入り口のすぐそばに、「登山届」の提出場所と、「入山協力金」を支払うブースが設けられていました。
「入山協力金」の¥300-を支払うと、このようなマップと、領収書をもらえます。
うれしいですね☆
さあ、いよいよ登山開始です!!
登山道入り口から一合目
曇天模様の蒸し暑いなか、入山しました。
人生初の『伊吹山』!!登山開始です。
足場は、比較的整備されており、登りやすい方だと感じました。
☆以前に登った登山記は、こちらからどうぞ↓↓↓
一合目までは、ご覧のような樹林帯が続きます。
”伊吹山プロジェクト”なるものの一環で、このような立て札が設けられているようです。
一合目から二合目
「伊吹高原荘」という旅館があるところで、一合目に到着です。 やはり、暑さのせいでしょうか!?
休憩をしておられる方も多く、序盤にしてはきつく感じました。
次のお手洗いは、三合目に設置してありますから、急ぐことはないのかも知れません。
水分補給をして、振り返って、一枚撮影してみました。
山頂を望むことが出来るようになるのは、三合目付近に到達してからになります。
もうすこし登ったところから、一枚♪
『伊吹山』にも、古来からの山岳信仰があるようです。
この山にも、さまざまな言い伝えがあるようですね。
二合目から三合目
一合目からここまでは、およそ20分で到着しました。
かなり蒸し暑く、体力を消耗し始めましたので、しばらく休憩をとることにしました。
この付近は、大きな岩がある登山道でした。
しっかりと接地をして、足首をひねらないように!!
もうすぐ三合目になります。
いよいよ、山頂が見えてくるところまで来ました♪
三合目から四合目
二合目からは、休憩を入れておよそ40分かかりました。
この辺りから、太陽が顔を出してきました。
これより、山頂までの間にトイレは設置されておりません。
ここ三合目のトイレを使用することをおすすめします。
さあ、つぎは四合目を目指して、一歩づつ歩みを進めてまいります。
しかし、ちょっと疲れてきました。。。
四合目から六合目
三合目から、目と鼻の先にある四合目までは、ものの10分で到着しました。
ここからは、四〜六合目までの登山記となります。
☆動画を撮影しましたので、こちらからどうぞ↓↓↓
到着しましたのは、五合目の”茶屋”です☆☆☆
ここには、自販機が設置されており、疲労困ぱいのわたしたち登山者をあたたかく迎えてくれます。
上段ブロックの商品は、すべて売り切れておりました。(21.07.25.AM8:12時点)
下山時には、ぜひとも買わせていただきたい!!と思いました。
六合目(手前)の避難小屋にて
“表登山道”には、このような避難小屋が設置されております。
自由に中へ入ることが出来ましたので、天候の急変時などには、命を守る上で重要な拠点になります。
広さは、畳およそ10畳以上はあるでしょうか?
利用する際は、”玄関”で、靴を脱いで上がりましょう。
六合目から七合目
五合目からは、避難小屋の撮影時間を含めて、およそ25分で六合目に到着です。
たっぷりと水分補給をしたあと、見上げて見ると、おぼろげながらに山頂付近が見えますね。
ここまで、登山開始からおよそ2時間(休憩、撮影時間込み)の道のりでした。
本日のパートナーは、いつもの、頼れる後輩です!!!
ここのあたりは、比較的歩きやすい足場でした。
そして時折り吹く、さわやかな風が、わたしたちを元気づけてくれました。
七合目から八合目
六合目からは、およそ10分で七合目に到着。
ここでようやく、標高は1.000mを越えました。
ここまで来ると、すこしづつ気温と湿度が下がってきて、快適さが生まれてくるはずなのですが…
二人して、汗びっしょりでした。。。
「モンチュラ ALTURA GTX」
今回の登山にて、シェイクダウンを行った、本日のわたしの相棒がこちらです。
『伊吹山』のアタック用に新調した、「モンチュラ」というメーカーのトレッキングブーツです。
テント泊の縦走にも耐えうる構造になっているとのこと。
使用後の個人的な感想としましては、適度な柔らかさを兼ね備えており、とても履きこなし易く、足への負担軽減にも役立っているように感じました。
これまで使用してきた、「モンチュラ SUPERVERTIGO GTX」との使い分けが楽しみになりました。
☆最終ページに商品リンクを貼っておきます。
八合目から山頂
七合目からは、およそ15分で到着しました。
さあ、急登に向かう前に、最後の休憩といきましょう☆
その数、1.2.3.4.5頭以上は、いましたでしょうか。
八合目で、一緒に休憩をとっていた親子が教えてくれました♪
すれ違うのにも、立ち止まって挨拶をするほど、狭い登山道になってきました。
この立て看板が、登山道にある最後のものになりました。
この山のお花たち
『伊吹山』では、たくさんの種類のお花を見ることができます。
そのいくつかを、撮影することができましたので、ご覧ください♪
いかがでしたか?
ご覧頂きましたように、三合目には、お花たちの案内板が設けられておりますので、『伊吹山』へ登った際には、そのお花たちを探してみてはいかがでしょうか?。
そして山頂へ
いよいよ、山頂に到着です!!!
ここまで、およそ3時間(各所にての休憩を含む)の道のりでした。
山頂付近へ来ますと、「伊吹山ドライブウェイ」からの観光客の方々と、合流する形になります。
こういった案内板があると、とても助かりますね☆
案内によりますと、「駐車場」から山頂までの道のりも、けっして楽ではなさそうですね。
さあ、”三角点”までは、あと五分で到着です!!
登山の写真をキレイに残してみたい方はミラーレス一眼カメラのレンタルもオススメです。
一等三角点1.377m
滋賀県の最高峰、『伊吹山』の山頂にたどり着きました。
山頂からの景観は良好で、雲が切れて、心地よい風が吹きわたっておりました。
三角点の側には、「ヤマトタケルノミコト」像が設置されていました。
こちらがその案内板です↓↓↓
山頂からの眺めを、撮影してみました。
空には、分厚い雲があり、はるか遠くまで見渡すことは出来ませんでしたが、山頂付近は快晴でした。
山小屋 松仙館にて
山頂は、ガスストーブなどの火気は厳禁となっております。
今回は、自炊をせずに、数ある山小屋の中から「松仙館」さんを利用して昼食をとることにしました。
今回は、店内飲食を選びまして、中へ案内をしてもらいました。
手指の消毒を済ませて、着席です♪
どのメニューもおいしそうでした☆
その中から選びましたのは…オムハヤシです!!
焼き加減などの”お好み”にも、対応してくれました☆
ここ「松仙館」さんの、とってもおいしいオムハヤシ、あっという間に完食してしまいました。
わたしは、スイーツに目がありませんので、”数量限定”自家製プリンをいただきました。
なんだろう?どれもこれも、美味しいものばかりなのですが…
次回、訪れた時には、ほかのメニューをいただいてみたいと思います。
気さくなオーナーシェフと、元気よく、とても可愛らしい店員さんが出迎えてくれる「松仙館」でした。
そのほか
山頂には、立派なトイレが設置されていました。
きれいで、お手入れもされており、快適に使用させていただきました。
山頂のお花畑については、今回、見学することは出来ませんでした。
というのも、ガイドさんのお話によれば、ニホンジカによる食害で荒らされてしまい、一部を残して壊滅状態なんだそうです。
山頂の二ホンジカ
いつの頃からか、山頂付近にはシカが住み着くようになって、前述の通り、食害によって以前のような『伊吹山』の山頂ではなくなってしまったようです。
自然の営みの一環と言ってしまえば、それまでなのかもしれません。
豊かな自然を守りながら、わたしたち人間も、共存共栄をしていくことが出来たらいいと思います。
下山開始
それでは、山頂をあとにして、下山を開始しましょう!
山頂付近の滞在時間は、およそ1時間半でした…完全に観光登山となりましたね。
ずいぶんと晴れ渡ってきました。
はるか遠くには、濃尾平野の街並みが、写っています。
お昼近くになって、すっきりと晴れ渡り、太陽がさんさんと降り注いでいます。
汗が滝のように流れてきました。。。
☆動画を撮影しましたので、ご覧ください↓↓↓
こうしてみると、ずいぶんと高いところにいますね…
パートナーも、一息ついて、体力を温存します!!
☆動画を撮影しましたので、ご覧ください↓↓↓
だいぶ、下って来ました。
この時間帯は、日差しがかなりきつくて、たっぷりと日に焼けました☆
山頂付近からは、ここまで、およそ1時間半(休憩を含む)の道のりとなりました。
さあ、もうひと頑張りです!
午後二時前から、頂上を目指す方々に会いました。
日没前には戻るとおっしゃっていましたので、かなりの健脚です。
登りに比べて、下山の方が、きつかったように思いました。
もっと、日焼け対策をしておけばよかったかな?!
☆動画を撮影しましたので、ご覧ください↓↓↓
無事に下山を完了することが出来ました!!
下山に要した時間は、休憩を含んで、およそ3時間でした。
つい先ほどまで、滞在しておりました山頂付近が見えます。
朝方は、分厚い雲に覆われて見えなかった山頂付近を、最後に見上げることが出来ました。
たっぷりと時間を使って、およそ8時間の登山、めちゃくちゃ疲れました!!
しかしながら、熱中症対策を万全にしたおかげで、ケガもなく、無事に終えることが出来ました。
おわりに
今回の『伊吹山』登山記(”表登山ルート”上野登山道)は、いかがでしたか?
過酷な?!真夏の『伊吹山』の見どころの一部をご紹介できたのではないかと思います。
歩行時間につきましては、熱中症対策として、たくさんの休憩を取りましたので、あくまでも参考程度にしていただきたいと思います。
ちなみに、登山口で受け取ったガイドブックによりますと、往復で7~8時間程度と記載してありましたので、案外と平均ペースだったのかもしれません。
今回ご紹介しました、『伊吹山』の”表登山道”は、”アルプス行き”の試金石として、トレーニングルートに使われることもあるそうです。(参考時間は、往復5時間だそうです!)
わたしも、しっかりとしたトレーニングを積んで、いつかは、アルプスの山々にチャレンジしたいと思います。
☆ 「モンチュラ ALTURA GTX」 の、商品リンクは、こちらからどうぞ。
次回の登山記は、秋頃を予定しております。
行き先は、未定となっておりますので、みなさまからのリクエストなどございましたら、ぜひお送りください!お待ちしております☆
今回も最後までお読みいただいて、どうもありがとうございました。
それではまた。
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