秋晴れの中、いざ『大日ヶ岳』へ!!

アウトドア

こんにちは、きゃもたろうです。

今回の登山は、岐阜県高山市と郡上市に位置し標高1.709m、白山国立公園の南部にある、各地からアクセス抜群の『大日ヶ岳』に登ってきました。

☆前回の登山の模様はこちらから↓↓↓

※新型コロナウイルスの感染防止策を、十分に行ったうえで行動をとる必要があります。

前回の登山から、一か月に満たないタイミングでの登山となりました今回は、お天気に恵まれ眺望の良さを期待させてくれる、絶好の”秋晴れ登山”日和でした。

☆『大日ヶ岳』についての詳細はこちらのリンクをご覧ください。

大日ヶ岳 - Wikipedia

秋晴れの中、いざ『大日ヶ岳』へ!!

『大日ヶ岳』は、古来から山岳信仰の対象とされていて、西暦717年に泰澄上人という方が、大日如来を山頂に祀ったのを名前の由来としているそうです。

また、以前は福井県に属していた山の一部分が、1958年に市町村合併の影響で岐阜県側へと移り『大日ヶ岳』のすべてが、岐阜県の所在となったそうです。

そして、この山の現在は豪雪地帯にあることを活用し、山腹の東側に「高鷲スノーパーク」「ダイナランドスキー場」が、南西側に「ウイングヒルズ白鳥リゾート」の三か所のスキー場があり、登山客だけでなく、冬期はウインタースポーツを楽しむ方々で賑わい、そのほかのシーズンでも、アウトドアを楽しむたくさんの方が訪れているのが特徴です。

今回は、三つある登山コースの中から「ダイナランドスキー場」を起点に往復するルートで、登山初心者の方にもおすすめのコースをレビューしたいと思います。

スタート直後からスキー場のゲレンデを急登するユニークなコースを、今季スキー場の整備開始直前というタイミングで登山をしてきました。

登山道は、整備されていて道迷いの心配も少なく、秋晴れの中とても気持ちよく登山を楽しむことができました。

この登山記が、みなさまの参考になればうれしいです。

出発から駐車場へ

今回利用した「ダイナランドスキー場」無料駐車場までは、車で瀬戸赤津ICから「”C3”東海環状自動車道~美濃関JCT経由~”E41”東海北陸自動車道」を経て高鷲ICで降り、県道高鷲インター線を通って国道158号線を経由し、”さくら街道”を通って「ホテルヴィラモンサン」の前を通り駐車場へ到着しました。

所要時間は、およそ2時間半(休憩時間込み)でした。

☆高速道路の料金や、道路工事、渋滞その他の詳細情報につきましては、こちらのNEXCO中日本のリンクをご覧ください。

快晴のせと赤津ICです
こちらは愛岐トンネルです

土曜日ということもあり、トラックも多数走っていました。

いつも通りに安全運転で行きます◎

土岐JCTは、直進しました
高山方面へ

この日は、抜けるような青空が広がっていました。

心地よい涼しさで、上に羽織るものがあればとても気持ち良く過ごすことができました。

郡上の山々の緑が美しい!
目的地の高鷲ICです

渋滞は全くなく、快適な高速旅でした。

”PA”での休憩は取らずに、一般道に降りてから少し休むことにしました。

ICを降りてから、目的地までの最初で最後のコンビニです
こちらは国道158号線です

冬季は道路が凍結するところでしょうから、この高低差はちょっと怖さを感じますね。

乾燥路でも、スピードの出しすぎはイケませんよ。

この標識を見逃さずに!!
”CAMP”!!

これらの標識を目印に、国道を左にそれて行きます。

一本道の山道をどんどんと進んでいくと、ホテルは右手に見えてきます。

ぜひここでキャンプしてみたいです

ホテルの正面玄関にあったA型看板です。色合いが素敵でした♪

夜は、満天の星空が期待できそうですね☆

この日は名古屋ナンバーの車が多かったです
とても分かりやすい♪

駐車場へ到着しました!

ホテルへ届け出をして準備が出来たら、さぁ出発です。

『大日ヶ岳』登山道入り口からスキー場へ

いよいよスタート!登山開始の時刻は、AM8:52でした。

しばらく駐車場の道路を通って、スキー場のゲレンデを目指します。

かなりの広さを持つスキー場でした
キャンプ場まで、クルマで乗り入れるスタイルのようです

しばらくの間、舗装された道路を通ってゲレンデを目指します。

”慣らし”には持って来いの、道路でした♪

緩やかな斜面をてくてく歩きます
温泉施設が見えてきました

ひとまず、”Baboon”と言うスキー場内の温泉施設を目指しました。

道が何本かありますから、この建物を目安にしてください♪

振り返って一枚♪
5番です

こういった標識も目安になりますね。

文字が判別しにくいので、スキーの準備季節なると塗装しなおすのかな?!

立て看板がありました
登山道の案内図が掲げられていました

この地図によれば、山頂までの所要時間はおよそ2時間半ですね。

さて、わたしたちの所要時間は、どれぐらいになるのでしょうか?!

リフトの支柱が冬を待っていました
さぁ、第一目標の温泉施設はすぐそこ!

ここまでの所要時間は、およそ10分です。

ウォームアップ完了ですね◎

施設の営業はしておりませんでした
リフトの群れ!

なかなか見ることのできない光景が、広がっておりました。

シーズン以外は、こうやって保管しているのですね♪

さぁ、直登区間が始まります!
なんとも不思議な光景

こうして冬季以外のスキー場へ来るのは、久しぶりでしたので施設に見入ってしまいました。

☆以前に登った『御嶽山』も、スキー場を通りました。よかったらこちらからどうぞ↓↓↓

一部分、舗装されていました
1年ぶりにこちらが相棒です

結論から申し上げますと『大日ヶ岳』には、今回の相棒はすこし硬かったかな…。

足に過度な負担がかかってしまいました。。。

スキーでしたら快適なのですが…
きつい傾斜が続きます

とてもハードな”ゲレンデ直登”でした。。。

そのぶん距離を稼ぐことは出来ますから、振り返ると・・・

このような景色が広がっておりました☆
前方を見ると・・・

この落差に、序盤戦は苦戦しました。

さぁ、気を取り直して進んでまいりましょう!!

かなりの距離を登ってきましたよ
街並みがずいぶん遠くに感じます

ゲレンデ区間のおよそ半分までやって来ました。

ここまでの所要時間は、登山開始からおよそ30分です。

山が色づき始めましたね
あれ?山頂方面は曇ってきましたか!?

かなり息があがってしまいました。

やはり直登ルートは、キツい!!

その分いい景色が待っているのでした◎
風雨の影響を考慮したのでしょうか

ゲレンデ中腹の案内看板は、倒してありました。

吹上る風を受け続けますと倒壊してしまいますから、安全対策ですね。

この先で、休憩にしましょう!
ここの日陰で休みました

“いつもの頼れる後輩”は、日焼け対策としてフードを被っていました。

真夏の『伊吹山』では、日に焼けて大変な目にあいましたものね。

☆昨年の『伊吹山』登山の模様は、こちらからどうぞ↓↓↓

いい景色です!
色味がずいぶん変わりました?!

GooglePhotoで、自動変換されて送られてきたものです♪

みなさんも、一度使ってみてはいかがですか?

※GooglePhotoは、コチラからどうぞ↓↓↓

空が晴れてきました
さぁ、出発です

休憩とともに、行動食にしている「柿の種」をいただきました。

かなり体力を戻ましたよ◎ 標高約1,290mここまでの所要時間は、スタートからおよそ1時間でした。

どこかの宇宙船のような丸みですね
こちらの看板は、ゲレンデの案内ですね

リフト降り場に到着しました。

ここでゲレンデ区間は、終わりなのでしょうか??

対岸の山々です
#登山はないのかな?!

こちらのフレームは、SNS映えスポットのようです。

いずれも、ウインタースポーツに使うようです♪

案内看板がありました
空と雲と山々!!

この先にも、ゲレンデ区間は続くようです。

さらに傾斜はキツくなりました…

まさに一本道
何やら案内看板が見えます

スキーシーズンはここ、間違いなく上級者向けのゲレンデになりますね。

一歩が重たかったです。

分岐点にて

ゲレンデ区間の終点に到着しました。

ここからが本当の登山?!というぐらい分かり易く、分岐していました。

分岐点になります
こちら側は、ゲレンデ方面です

この分岐は、左へ進みますのでお間違いなく。

いよいよ、“登山道”へ入っていきます!

この案内看板が目印です
山頂へはコチラからどうぞ☆

迷うことはないと思いますが、慎重に進んでください。

地面に置いてあった看板もありますよ。

壊れてしまっていました
本格的な登山道の始まりです◎

ここまでの所要時間は、スタートからおよそ1時間15分でした。

この日は、まずまずのペースでしたね。

振り返って一枚♪
ご覧のように道はきれいです

しっかりと整備のされている、登山道でした。

いつものことながら、先人たちに感謝です!!

目印のテープもありました◎
本日の苔です☆

きれいな苔でしたが、持ち帰ってはいけません。

山のものは、山のもの。

木に生えていました
地面にも♪

登山道の右手側に、何かの建物が見えました。

先ほどの分岐を進んだ先でしょうか。

リフト降り場なのかな?!
足もとに杭がありました

福井県方面の写真を撮ってみました。

曇ってはいるものの、見通しはいいみたいです◎

勝山方面です
杭を目印に進みましょう

この日の最高気温はおよそ24℃でした。

※詳しくは、コチラからどうぞ↓↓↓

山のコントラストが素晴らしいです!
振り返って一枚♪

ロープ場にて

ロープ場に到着しました。

ゲレンデとの分岐からここまでの所要時間は、およそ45分でした。

高さがありますね
数メートルは登ります

岩に足をかけて、手も使って登りました。

おおむね問題なく、登ることができましたよ。

若干のヘタリがありました
違う角度から

念の為に、ロープを使って登ることにしました。

足場は良かったのですが、距離がありましたね。

道幅があり、登りやすかった!
足元には注意ですよ

雲が近くなって、切れ間から先を見通すことができました♪

山頂は、近いのでしょうか!?

稜線に出るのでしょうか
越えてみると…

もう一つ、峠が見えました。

それではとばかりに、ペースが上がります!!

どうやら、右手の丘が山頂のようですね
もうあと少し!

石徹白のスキー場が見えました。

「スノーウェーブパーク白鳥高原」のようです♪

まだまだ雪はありません
それにしても遠くに感じました…

結局山頂までは、しばらくアップダウンを繰り返ことになり”だまし”に合いましたね。

勝手に思い込んでいただけなのですが。

山頂はこの先だと思ったのですが…
振り返って一枚

気を取り直して、稜線歩きを楽しみましょう。

それにしても、空と雲が近いです☆

遠近感が程よいですね
今度こそ!山頂はあそこですね

また一段と高い場所へ登ってきました。

いよいよ山頂でしょう!!ここまでの所要時間は、ロープ場からおよそ25分でした。

どうですかー??
って、おーい
今度こそ…

稜線歩きをお腹いっぱい楽しんだあと、山頂に到着しました!!

登山あるあるでしたね♪

この山のお花たち

彩り豊かなお花たちが、わたしたちを迎えてくれました。

枚数少なめですが、ご覧ください♪

まずはこちらから
つぎはこちら
最後はこちら

足を止めて足元に目をやると、どの山にも可愛らしいお花たちが咲いていることに気が付きます。

まるで先を急ぐわたしたちを、引き留めるように…

山頂にて

ということで、ようやく標高1,709mの『大日ヶ岳』山頂に到着しました。

お昼前としては、まずまずの賑わいでした◎

最高に気持ちのよい景色でした
画像は加工してあります

三つのルートからここへ来ることができます。

ここまでの所要時間は、およそ2時間半で公式の想定タイム通りでした。

360°のパノラマ景色が楽しめそうです
画像は加工してあります

石碑に記されているのは、山岳信仰そのものの記述ですね。

石柱もありました。

風化はしていないようです
歌が彫ってありました

「大日如来」像もありました。

山の安全を祈願して、下山してきました。

どうかわたしたちをお守りください
ウインタースポーツも支えていただきたいですね

やはりどうしても『白山』が気になってしまいます。

いつかは登ってみたい山のひとつです!

標高2,702m!!
こちらが『白山』です

もうじき冠雪することになると思います。

長い間、雪に閉ざされて神々しさを身にまとい人々を遠ざけます。

”ウイングヒルズ”方面の登山道が見えます
ご覧ください☆この雄大な景色

本日のお昼です。

前回に続きまして、「カップヌードルプロ」を食べました。

今回は、チリトマト味のプロを選択しました◎

303㎉というのが、高いのか低いのか!?

カロリー計算をしたことがありませんので、分かりません。

ちなみに後輩のスマートウォッチはここまでで、約700㎉を消費となっておりました♪

下山開始

さて、しっかりと休むことができましたから、山を下りるとしましょう。

山頂では、およそ1時間ほどの休憩を取りました。登山開始からおよそ3時間40分経過です。

さぁ出発です☆
下山でも日焼け対策はバッチリ

北アルプスの山々は、遥か遠くに見えます。

いつかのいつかに、行けたらいいですね。

紅葉の始まりです
誰かが滑った跡です

かなり滑ってしまったようですね、、、

下りこそケガの発生確率は上がります、事故が起きないよう気が抜けません。

山頂を背にして
荒島岳方面です

☆以前に登ってきました、『荒島岳』の模様は、コチラからどうぞ↓↓↓

木々の中へ
往路では気が付かない目印でした

歩きやすいので、ずいぶん早く下ってきた気がします。

下りの稜線歩きですね☆

サクサク下ります
空はまだ近いかな?

山頂からここまでの所要時間は、およそ50分でした。

分岐までは、早かったですね。

いよいよゲレンデの下り坂です
こちらも、上りの時には気が付きませんでした

リフト降り場まで戻ってきました。

ここまで来たら、あとは直滑降するだけですね!!?

冬が待ち遠しいようです
雪景色の時に来て見比べてみるのも面白いかもしれません

あとは来た道(ゲレンデ道)をひたすら下って、下山完了です。

繰り返しますが、下り坂は慎重に!!

こちらの標識は自動車用です☆

今回は、およそ5時間半の道のりでした。

無事に下山することができ、ホッとしております。

帰路は温泉へ

登山の疲れをいやすべく、今回は「平の湯温泉」へ立ち寄りました♨

もと来た道を、クルマで引き返していきます。

まだまだ日は高いですね
到着しました

風情のある建物でした☆

いいお湯が期待できそうですね!!

土曜日の午後、混雑しておりました
良心的な入泉料でした

スキーシーズンは、無休とのことです。

ハイシーズンの冬は書き入れ時なんですね◎

うちへ帰るとしましょう
快晴の美濃関JCTです

帰路の高速道路も渋滞はなく、快適に走行することができました。

おわりに

今回の『大日ヶ岳』登山記は、いかがでしたか?

年間を通じて、たくさんの人が訪れる『大日ヶ岳』は、さまざまな顔を見せて多くの人々に愛されているそんな山でした。

とくにこの先の冬季は、「ダイナランドスキー場」へとその姿を大きく変えて、一年で最も多くの来客があり最も賑わいを見せることでしょう。

春は残雪も多く登山は専用の装備が必要で危険を伴いますから、通常装備ですと実質的には初夏から秋にかけての短い登山シーズンとなるようです。

今回は、たまたまスキー場へと姿を変える直前に登山をすることができました。(キャンプ場はこの日の翌日に今シーズンは閉鎖とのことでした。くわしくは、こちらのキャンプ場のWebリンクからどうぞ。)

所要時間は、休憩を含んでおおむね公式の案内図の通りになりました。※ただし、それぞれの所要時間につきましては、あくまでも参考程度になります。

紅葉シーズンの始まりに訪れた今回の『大日ヶ岳』、四季を通じて様々な山の楽しみ方を教えてくれる山でした。

そして次回の登山記は、鈴鹿セブンマウンテンのひとつ『雨乞岳』の登山を計画しております。

今回も最後までお読みいただいて、どうもありがとうございました。

それではまた。

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