こんにちは、きゃもたろうです。
元旦にあたる、今回のガンプラ製作レビューはこちらです!
『HGUC 1/144 RX-75 ガンタンク (機動戦士 ガンダム) 』
☆前回のレビューはこちらから↓↓↓
ガンプラ発売40周年おめでとうございます!vol.12(MSM-03 ゴッグ) | Kyamotarou (tmtmkyamotarou.com)
ガンプラ発売40周年おめでとうございます!vol.13(RX-75 ガンタンク)
今回ご紹介する『ガンタンク』のメインパイロットを務めていました、『ハヤト・コバヤシ』のセリフです。
このセリフや機体の名前からしてお分かりのように、このモビルスーツ(以降”MS”と表記します)は、ほかのMSとちがい”足”はありません。
ほかにも”足のないMS”が存在しますが、それらは”連邦軍”と”ジオン軍”との戦いが進む中で開発されたものであったり、”モビルアーマー”と称されるような形態であったりと、いずれも”人の形”はしておりませんでした。
(ちなみに、このほかの”足のないMS”や”MA”は、またの機会にご紹介します!お楽しみに♪)
”連邦軍”との戦争の雌雄を決するのは、MSであるとの認識を早期に見出していた”ジオン軍”と比べると、MS開発にかなりの後れを取っていたといわれ、劣勢だった”連邦軍”が”起死回生を狙った「V作戦」”の一番機が当機になります。
作中の設定は諸説あるようですが、機体番号からして分かるように、はじめは重戦車の延長線上のようなイメージでしか開発がすすめられなかったようです。
まさに戦車を操縦しているような『ハヤト』のセリフですが、なんと「コア・ブロックシステム」が採用されており、『ガンダム』や『ガンキャノン』との互換性が担保されているという画期的なシステムでした。(今回ご紹介するキットは、残念ながら再現されていませんでした。)
この点、『コア・ファイター』に”脱出ポッド”的な考えを持たせていた”連邦軍”は先進的だなと感じることもできますね。
☆『コア・ファイター』については、こちらからどうぞ↓↓↓
ガンプラ発売40周年おめでとうございます!vol.7 (特別編③コア・ファイター組立て) | Kyamotarou (tmtmkyamotarou.com)
今回も、個人的なあふれる想いはつきませんが本題に入りたいと思います。
※今回のブログ内のエピソードについては”1stガンダム”からのものが主であることをお伝えしておきます。
開封~ランナー紹介
いつも通りまずは、外箱のご紹介からです。
HGUCナンバーは「007」で『ゴッグ』のひとつ前で、同じようなサイズでした。
このキットで当ブログは、「V作戦」の三体がそろうことになりますので、あらためて「V作戦」の三体をならべての“比較レビュー”を行ってみたいと思います。
ちなみに『ガンタンク』の”リバイヴ版”も発売されませんかね?!
説明書
説明書もご紹介したいと思います。
『ガンタンク』も”ナナメ45°”ではありませんね。
『ガンダム』は近距離戦に、『ガンキャノン』は中距離支援機として、そしてこの『ガンタンク』は”長距離支援機”との設定のようで、その役割によってフォルムがまったく違うわけですね。
ランナー
続きましては、ランナーのご紹介です。
1.2.3…合計6枚でした!
『ガンタンク』は建設機械のブルドーザー(戦車)のような、というかブルドーザーと同じ構造の”下半身”をしていますから、わりと身近に感じませんか?!
みなさんは、いかがですか?
デカールの類は、付属していませんでした。
切り取り~パーツ組立て
今回も、説明書通りに作製してまいりたいと思います。
脚部?!
まずは、下半身から組み立てていきます。
前述のとおり”足”ではありませんが、設定上はキャタピラ部分が重要な役割を果たしているようで、地球の重力下でも、時速約70㎞で移動することが出来るようです。
”シリンダー部分”もよく再現されていますね。
これで、総重量約80tを支えるわけです!!
キャタピラを和訳すると、「無限軌道」というそうです。
”人型”といい”キャタピラ”といい、わりと”身近な発想”の軍事転用によって戦争兵器が作られていくという何とも皮肉なストーリーが底流にあるような気がします。
さまざまな”人の営み”がストーリーの根幹にある「機動戦士ガンダム」の世界に、ますます魅力を感じてきました。
腕部
”手”もありません!
その代わりに、ミサイルランチャーが装備されています。
頭部
7つのパーツで構成されている頭部です。
作中では、『リュウ・ホセイ』も搭乗していました。
『リュウ』さんは最期、この『ガンタンク』にドッキングしていた『コア・ファイター』に乗って、非業の戦死を遂げました。
メインキャラクターが亡くなるという衝撃を、当時TVで子どもながらに見ておりました。
胸部(腹部)
双肩の”キャノン砲”は、『ガンキャノン』のものよりもかなり長身ものになっていますね。
前述のとおり、「コア・ブロックシステム」は再現されておらず、ご覧のとおりです。
『ガンタンク』が持てる装備で一斉射撃をしながら、敵機に向かっていく姿は惚れ惚れするものがありました☆
組み付け~完成
各パーツを組みつけて、完成です!!
『ガンタンク』の特徴である”キャタピラ”が冴えわたります。
さあ、いよいよ完成です☆
すべての組み立て時間は、およそ2時間ぐらいでした。(塗装は除きます)
今回は、簡単に合わせ目消しを行ったうえで、”スミ入れ”をしてみました。
仕上げのコート剤を吹き付けるだけでも、印象が変わりますね。
”光沢”と”半光沢”、今回の”つや消し”の3種類が市販されているようなので、いつかその比較レビューも行いたいと思います(三体必要となると…お楽しみに!)
失敗したところ
ひさしぶりにやってしまいました!!
はめこみパーツの凸パーツを折ってしまいました…
修復不可能でしたので、いつもの通りに「接着剤」を使用して、固めてしまいました。
ポージング
さまざまなポーズをとって撮影してみました。
可動域は期待できませんでしたが、”カメラアングル”を変えて撮影してみました。
説明書をイメージしてみました。
前述のとおり、「コア・ブロックシステム」を採用していますので、もちろん腰部は動かないわけですが…。
作中の設定では向きを変えるときに、”回れ右”(もしくは左)をするわけですね。
キャタピラ部分のスミ入れには、ブラウン色を用いて”泥”をイメージしてみました。
宇宙での戦闘シーンをイメージしてみました。
宇宙でも運用できる設計にはなっているようですが、やはり似合っていて活躍する場面は地球だと思います。
みなさんはどう思われますか?
おわりに
今回の『HGUC 1/144 RX-75 ガンタンク (機動戦士 ガンダム) 』の作製レビューはいかがでしたか?
2021年最初のガンプラ作製レビューということで、”元旦”にちなんで”ガンタン”クを作ってみました。
ちなみに”オリジン版”の『ガンタンク』は来年の”元旦”にとっておいて、比較レビューをしたいと思います。
さて、今回の”ファースト版”『ガンタンク』ですが、狭い可動域やキャタピラシステムなど、このMSの特徴をよく再現しているキットであることが伝わったのではないかと思います。もし”リバイヴ版”が発売されることになったら、可動域がもっと広がって”遊べる”キットになるんだろうと想像しました。
また「スミ入れ」や「トップコート」など、新年を迎えて初めてのことにも挑戦してみました。今後も折をみて実施してまいります。
”足がなかった”り”サイズが大きかった”り「名は体を表す」とはよく言ったもので、今年もさまざまなガンプラを当ブログでもご紹介していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
※今回ご紹介したガンプラのリンクをはっておきます。
☆次回の作製はこちらを予定しています↓↓↓
今回も最後までお読みいただいて、どうもありがとうございました。
それではまた。
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