こんにちは、きゃもたろうです。
今回のガンプラ制作レビューはこちらです!!
『RG 1/144 ガンダムベース限定ユニコーンガンダム“ゴールドコーティング”[機動戦士ガンダム UC]』
☆前回のレビューはこちらから↓↓↓
祝ガンプラ発売45周年!!2024vol.開幕編(RG 1/144 ガンダムベース限定ユニコーンガンダム“ゴールドコーティング”[機動戦士ガンダム UC])
「さよなら西暦。ようこそ、宇宙世紀!」
今回は、地球連邦政府首相の『リカルド・マーセナス』の言葉から始まる、100年以上に及ぶ物語である「宇宙世紀シリーズ」内の「機動戦士ガンダム UCユニコーン」に登場する主役MS『RX-0 ユニコーンガンダム』(以下、“UC”)のご紹介です。
しかも、今回は新年度にふさわしく「ガンダムベース限定“ゴールドコーティング”ver.」のご紹介です。※ガンダムベースの詳細につきましては、公式HPをご覧ください。
“UC”は、工業コロニーのインダストリアル7にあるアナハイムエレクトロニクス系列のアナハイム工業専門学校に通う16歳の学生で、のちに“ラプラスの箱”を巡る戦いへと巻き込まれていく運命にある『バナージ・リンクス』が搭乗するMSです。
私のたったひとつの望み、可能性の獣、希望の象徴。父さん…母さんごめん、俺は…行くよ!
“一年戦争”以前から続く、ジオニズムの一掃と世界秩序の再構築を掲げる「UC計画」の一環として開発された試作MSで、全身のムーバブルフレームそのすべてにサイコフレームを使用した“フル・サイコフレーム実装試作MS”です。
そのおかげで、従来のMSの性能をはるかに凌ぐ性能を手に入れており、最大の特徴は、“NT-D”システムの発動によるユニコーンモードからデストロイモードへの変身ギミックではないでしょうか。
特殊システム“La+プログラム”を搭載していて、このプログラムが示した座標で“NT-D”システムを発動させることにより、特定の座標が示されて“ラプラスの箱”へと乗り手を導くように仕込まれていたそうです。
そのプログラムは、非常に複雑でいて技術者でも仕組みは解明されなかったといい、劇中において、本機が“ラプラスの箱”の鍵とされていたのは、このシステムが搭載されていたからであったそうです。
※“UC”の詳細は、こちらのリンクから↓↓↓
サイズはもとより、さまざまなバリエーションが発売されている“UC”です。その中でもガンダムベース各店舗にて、再販されるたびに即完売となっている本キットを素組みにてレビューします。
そして、本機が登場する「機動戦士ガンダム UCユニコーン」をご覧になって、キットを組立ててみてはいかがですか?
※「機動戦士ガンダム UCユニコーン」は、AmazonPrimeVideoにてどうぞ↓↓↓
今回も、あふれる個人的な想いはつきませんが本題に入りたいと思います。
開封~ランナー紹介
いつも通りまずは、外箱のご紹介からです。
「ガンダムベース限定」いつもながらにいい響きですね。箱までゴールドメッキっぽい塗装がなされていました。
「リアルシステム」の説明がありました。
RGすなわちリアルグレードですね。
ランナー
ランナーは合計で11枚です。
中でも特徴的なのは、“アドバンスドMSジョイント”と呼ばれている、関節があらかじめ完成された状態で出荷されているパーツです。
そして、本キット最大の特徴である”ゴールドメッキコーティング”ランナーです。
ややメッキ塗装を粗くしているものもあり、光のあたる具合によって、様々な表情を見せてくれました。
そしてRGブランドならではの“リアリスティックデカール”も付属しております!
ボリューム満載のRGキットです。
これだけの数のランナー囲まれると作り甲斐があります!
説明書
通常版RGキットと同じものになっています。
一部分カラーとなっていて、とても見やすくなっておりました。
説明文は細かく記載してありますが、パーツの組み立て部分は余裕を持たせてあり、RGが初めての方でも受け入れやすいのではないかと思いました。
脚部
それでは組み立てに入っていきましょう。
説明書通りに、まずは、脚部の組み立てから始めます♪
脚部から作っていきまして、RGの洗礼といいますか、この物量です!
今までなれ親しんだHGUCとは、ワケが違いますね。
サイコフレームの成形色もこのキットオリジナルとなっていて、ゴールドメッキに合わせた仕様になっております。
メッキには2色あり、光の当たる方向によって見え方が違います。
ご覧頂いた通りに、”ゲート跡”や”合わせ目”が発生します。
いずれにしましても、“アンダーゲート処理”を施すことによってゲート跡は目立たなくなりますが、さすがのバンダイさんもゼロは難しいのでしょう。
かなり長い時間をかけて、脚部の完成です。
下腿だけで見ても、どっしりとした印象のプロポーションでした。
腰部アーマー
続きましては、腰部アーマーの制作になります。
ここでもアドバンスドMSジョイントの出番です!
7方向に可動するジョイントでしたから、取り扱いに注意してランナーから切り出す必要がありました。
パーツの裏側ディテールも手抜かりなく表現がなされてありました。
”RGブランド”ですから、毎度のこと以上にバンダイさんの技術に感服です。
※ガンダムマーカーのリンクにつきましてはこちらからどうぞ↓↓↓
胸部
さて、次は胸部の制作となります。
肩から先の部分、腕部と共有する場所がありますのでなかなか複雑な作りとなっておりました。
サイコフレームの展開ギミックがありまして、ご覧のような形になっている訳ですね。
“リアリスティックデカール”とは、金属表現を可能にするデカールのことで、関節部分に貼ることによってメカニックなメッキのような質感を表現しているデカールのことです。
メッキパーツとサイコフレームの融合がとても美しく、当キットならではの魅力があちこちに散りばめられています。
アンダーゲート処理をされている部分が分かりますでしょうか?
処理がなされていても、ニッパーのカットに気をつけないと跡がついてしまいます。
こちらもかなりの時間がかかりました。
※キットの制作に使ったニッパーのリンクは、こちらからどうぞ↓↓↓
腕部
次は、左右腕部の制作です。
こちらもサイコフレームパーツが散りばめられており、他の部位と同様に可変ギミック満載となっております。
腕もアンダーゲートが使用されていて、合わせ目は分かりにくくなっておりました。
腕部は細かいパーツ構成となっていますので、慎重に組み立てましょう。
握り手の平手パーツがお気に入りでして、好みの形状となっておりました。
胸部と一体化した”アドバンスドMSジョイント”の取り扱いに注意して組み立てれば、特段の難しさは感じませんでした。
頭部
次は、UCガンダムの特徴的な頭部の制作です。
当キットのUCガンダムが“一角獣”と呼ばれている由縁である、可変機構のツノ(頭部アンテナ)を備えていて、精巧に再現されております。
他のパーツの大きさに比べて、かなり小ぶりな頭部パーツとなっております。
ツノの可変ギミックは選択式で、今回は左右に開くタイプを選択して制作しました。
バックパックと武装類
組み立て工程の最後は、”バックパック”と武装類です。
大型の可変シールドも備えております。
ビームサーベルの柄の部分に大きな”パーティングライン”が入っておりました。
弾倉も再現されていて、細かな造り込みがなされております。
砲身の伸縮ギミックが実装されていて、”MG”マスターグレードにも通じるものがありました。
UCガンダムには、シールドにもサイコフレームが組み込まれておりますから、組み立てていてもほぼ無敵感の感じを受けました。
アンダーゲートは、「発明品」といっても差し支えないのではないかと思っております。(※個人の感想です。)
ハイパー・バズーカにビームライフル、2丁そろい踏みです。
これですべてのパーツが組み上がりました。
組み付け~完成
各パーツを組み付けて、完成です!!
いよいよワクワクの瞬間がやってまいりました。
さあ、いよいよ完成☆
組立てに要した時間は、およそ7時間40分(撮影時間込みです)ほどでした。
ユニコーンモードにて
地球連邦軍から製造が依頼された機体で、アナハイムエレクトロニクス社が秘密裏に進めていた『UC計画』に基づいて作られた試作モビルスーツ。
いわゆる”ノーマルモード”といってもいいのかもしれません。
まずは”ユニコーンモード”での立ち姿を、一周撮影しました。
色合いの違うゴールドメッキパーツの存在がひときわ際立ちます。
ユニコーンと言われる所以の、アンテナ部分です。
バックパックに装着されている“ビームサーベル”のパーティングラインは消せませんでした。
肩から前腕部分は、こんな感じ。
腰部のアーマーは、前後左右すべてのパーツが別パーツ化されていて、独立可動します。
脚部の情報量が一番多く、制作にも一番時間がかかりました。
脚の長いフォルムで、のびやかなプロポーションを楽しむことができるキットです。
デストロイモード
NT-Dという謎に包まれたシステムが発動した状態の、真の姿のユニコーンガンダム。その性能のすべてが飛躍的に向上し、特徴的な一本角が開きます。
※一部分のアーマーが展開していなかったり、展開が甘かったりしています。
展開はすべて手動で行う必要があります。
サイコフレームが見えて、機体性能は飛躍的に向上し、無敵感があふれます。
フェイスパーツも展開して別顔になります。
めちゃくちゃイケメンで、この顔はかなりカッコいいですね!!
コクピットの開閉ギミックも実装されていています。
写真は握り手となっておりますが、平手のパーツも付属しています。
腰部フロントアーマーの開閉ギミックを気に入りました!
脚部はこの情報量です。
パーツのポロリがありますから、触って遊ぶ際には注意が必要だと思いました。
ポージング
それではキットを動かして、いくつかのポーズを取らせてみましょう。
試験飛行的なユニコーンガンダム!(ユニコーンモードです。)
ビームライフルを構えてポーズ。
次は、ハイパー・バズーカを構えカメラ目線にて!
デストロイモードデもビームライフルを構えてみました。
やはり武装携行状態ですと、デストロイモードのほうが迫力があって映えますね。
いやぁ、このキットかっこいいですね!!
ビームサーベルを構えるとご覧のとおりです。
そして、ビームトンファーを構えるとこのような感じになります。
おしまいは、劇中のユニコーンガンダムの特徴的なポージングで終わりたいと思います。
おわりに
今回の『RG 1/144 ガンダムベース限定ユニコーンガンダム“ゴールドコーティング”[機動戦士ガンダム UC]』の制作レビューはいかがでしたか?
当ブログ初の“RG”ブランド制作ということになり、ランナー数の多さから文字数やカットが多くなってしまいました。
組み立てやすさ完成度ともに高く、その造形に感心しきりでした。※あくまでも当ブログ主の感想です。
また当キット最大の特徴としては、ガンダムベース限定“ゴールドコーティング”ver.であることが挙げられます。しかも、各パーツのゴールドメッキの色合いは微妙に異なっており、光の加減によって見せてくれる表情が違って、作っている途中でも飽きることなく楽しませてくれました。
ベースとなっているキットは、”GUNPLA EVOLUTION PROJECT第2弾のガンプラ”として2017年8月に一般発売された「RG 1/144ユニコーンガンダム」です。
“RG”の名にふさわしく、ユニコーンモードからデストロイモードへの変身ギミックを差し替えパーツなしで完全再現しており、飾る派の方にも、そうでない方にも楽しめる作りになっているのではないかと思います。
毎回、再販即完売という経過をたどっている当キットです。
みなさんもガンダムベース各店に立ち寄った際に販売しておりましたら、手に取ってみてはいかがでしょうか。※2024年11月1日に「ガンダムベースサテライト広島」もオープンします。(R6.10.26当ブログ調べ)
このレビューが、みなさまの参考になればうれしいです。
今回も最後までお読みいただいて、どうもありがとうございました。
それではまた。
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