こんにちは、きゃもたろうです。
お待たせいたしました、今回のガンプラ作製レビューはこちらです。
『HG 1/144 RX-78-02 ガンダム( 機動戦士ガンダム THE ORIGIN)』
☆前回のレビューはこちらから↓↓↓
ガンプラ発売40周年おめでとうございます!vol.3
みなさんは『BS11 機動戦士ガンダム 1st劇場3部作 特番放送』をご覧になりましたか?
宇宙世紀0079。人類が、増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになって、すでに半世紀。地球から最も遠い宇宙都市サイド3は、ジオン公国を名乗り地球連邦政府に独立戦争を挑んできた。1ヶ月余りの戦いでジオン公国と連邦軍は、総人口の半分を死に至らしめ、連邦軍劣勢のまま戦争は膠着状態に陥る。
サイド7の少年アムロ・レイは、ジオン軍の奇襲をきっかけに偶然、連邦軍の新型モビルスーツ・ガンダムに乗り込み、パイロットとなる。戦火を生き残るため、戦艦ホワイトベースで少年少女たちとともに軍人としての戦いを強いられていくうちに、やがて“ニュータイプ”として覚醒していく。
というのがあらすじです。
私は、あらためて見直しまして子供の頃見たときには、わからなかった様々な発見をすることができました。作画はもちろん、セリフや声優陣の配置変更からアフレコまで、多岐にわたって手直しがなされているのがわかりました。モビルスーツはそもそも全43話完結の”TV版”にしか出てこないものがありますし…
劇場版ゆえに時間的制約があるとはいえ、やむなくカットせざるを得ないシーンの選択は相当難しいことだったのではないかな?と思いをはせながら見ました。
忘れてならないのが、名曲ぞろいと言われています劇中歌の数々ですが、私のお気に入りは、井上大輔さんの『哀・戦士』です。戦闘シーンのバックに流れるこの曲を聴くと手に汗を握ってしまいます。
あふれる想いはつきませんが、本題に入りたいと思います。
※今回のブログ内のエピソードについては”1st”からのものであることをお伝えしておきます。
開封~ランナー紹介
このキットが登場する作品は『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』で、厳密にいうと上記の『機動戦士ガンダム1st劇場版三部作』とは別のものになります。”1stガンダムに続くその前夜の物語”と位置付けられている『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』の主役は『シャア・アズナブル』ですから、放映版はほとんどガンダムが出てきません。
まずは、外箱のご紹介です。
”シャア専用ザク”の箱よりも厚みがなく小さな箱です。パッケージのデザインはとても重要で、その商品のイメージが決まってしまうと言っても過言ではありませんよね。
つぎは、ランナーのご紹介です。
”シャア専用ザク”のランナーは、大小合わせて12枚入っていましたから、外箱の厚みが違う理由はここにありました。
いよいよ製作開始です。
切り取り~パーツ組立て
説明書はこの通り一部分はカラーで、とても見やすいものになっており、パッケージ通りにかなり躍動的なポーズがとれることを予感させてくれます。
胴体部分
上半身から組み立てを開始しました。実際には、これといった順番が指定されているわけではなく、武器から作ってもよく、今回は説明書の見開き順に作製しました。
この胴体部分は地球連邦軍のエースパイロット『アムロ・レイ』が搭乗する場所です。ご存じの方もいると思いますが、ガンダムは3つのパーツに分かれる構造になっている”コアブロックシステム”を採用しています。
”Aパーツ”は上半身、”Bパーツ”は下半身となっていて、それをつなぐのが可変型戦闘機の”コアファイター”で、そこへアムロが搭乗するのですがこのキットにはその”コアファイター”が付属していません。
”ガンダムマーカー”のガンダムシルバー色で”バーニア”部分を塗装してみました。そして、肩口のパーツは中期型を選択しました。
頭部
続きまして頭部の作製です。
このキットで一番小さなパーツは、頭部のパーツでした。ホントに小さいです。
頭部のアンテナには補強とケガを防止のために、パーツが”盛られて”いました。削るとすっきりとして見栄えが良くなるのですが、今回はそのままにします。
腕と足
右肩に樹脂パーツ特有の波線があります。これは”ウェルドライン”といって、成型時に溶けたプラスチックの流れが合流する部分に発生するそうです。成型の工程上さけられない部分で、多くのパーツに見られますね。上記の右胸部分にも見られました。
足のサイズはおよそ3.2cmでした。ので、144倍してみると実際のサイズになりますから、計算してみますと3.2cm×144=460.8cm これが足のサイズですね。
失敗したところ
脚部のパーツを組み立てるのが難しく、間違えて逆向きに組付けてしまいました…。
説明書をよく読んで組み立てればよかっただけなんでしょうが、途中で違和感を感じたにもかかわらず先を急ぐあまりそのまま組み立て続けました…。
取り付け~完成
いよいよ取り付けをして完成となります。ワクワクする瞬間がおとずれます。
全体的に細身のシルエットであるのがわかります。
精悍なガンダムの顔立ちです。これぞガンダムですね。
”合わせ目”はそれほど気にならないキットで、武器類にすこし出ますが、その他の場所は上手に”モールド化”されていますから、私はさほど気になりませんでした。
”ランドセル”の穴は”シールド”を取り付ける用です。
右肩のステーが前期型の証です。頭部アンテナの”盛り付け”がよくわかりますね。バンダイさんの思いやりを感じます。
ポージング
劇中に想いをはせて、さまざまなポーズをとりました。中でも私のいちばんのお気に入りは”アムロ”のライバルの”シャア”が搭乗していた”ジオング”と対決した時の”ラストシューティング”です。
くしくも先日、バンダイさんから『RG ジオング』の発売発表がなされました。発売が待ち遠しいですが、必ず作製レビューをお届けしたいと思っています。
シャア専用ザクとの比較
前回のレビューでご紹介しました『HG 1/144 MS-06S シャア専用ザクII( 機動戦士ガンダム THE ORIGIN)』と一緒にポージングしてみました。
こうして並べてみると、ザクの重厚感といいますか、ガンダムの華奢な感じというのがよくわかる作りになっています。とくに下半身の対比がわかりやすいですね。
おわりに
『HG 1/144 RX-78-02 ガンダム( 機動戦士ガンダム THE ORIGIN)』の制作レビューはいかがでしたか?
「ごめんよ、まだ僕には帰れる所があるんだ。こんな嬉しいことはない。わかってくれるよね?ララァにはいつでも会いに行けるから…」
というのは、”アムロ”の最後のセリフです。『劇場版 機動戦士ガンダム Ⅲ めぐりあい宇宙』ではこのセリフのバックに流れる曲の演出が変わり、井上大輔さんの『めぐりあい』が流れます。”宇宙要塞ア・バオア・クー”から”コアファイター”で脱出するシーンが有名です。今回のキットには前述の通り”コアファイター”が付いていませんが、いつかその”コアファイター”付きのキットを作製したいと思います。
そして、作るのに慣れたのか”シャア専用ザク”に比べると総制作時間が、いく分短くなったように感じたのですが、それは錯覚でしてよく考えたらランナー数も違えば何もかも違いました…。
“ウェザリング”と“スミ入れ”はいつか挑戦したいところなのですが、ほかのキットが”積みプラ”化しそうなので順次作製していこうと思います。よかったらまたお付き合いください。
今回ご紹介したガンプラのリンクを載せておきます。
次回の制作はこちらを予定しています↓↓↓
今回も最後までお読みいただいて、どうもありがとうございました。
それではまた。
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