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こんにちは、きゃもたろうです。
2022年の”元旦”にあたる、今回のガンプラ製作レビューはこちらです!!
『HG 1/144 RTX-65 GUNTANK EARLY TYPE ガンタンク初期型(機動戦士ガンダム THE ORIGIN)』
☆前回のレビューはこちらから↓↓↓
祝ガンプラ発売40周年!!2022 vol.開幕編(HG 1/144 RTX-65 GUNTANK EARLY TYPE ガンタンク初期型 [機動戦士ガンダム THE ORIGIN])
今回ご紹介する『ガンタンク初期型(機動戦士ガンダム THEORIGIN)』(以下、『ガンタンク初期型』)は、機動戦士ガンダム THE ORIGIN にて(TV放送版)『キャスバル・レム・ダイクン』(のちの『シャア・アズナブル』)が、妹の『アルテイシア・ソム・ダイクン』(『セイラ・マス』)と共に、追っ手から逃げる際に搭乗した、”MS”です。
※「機動戦士 ガンダム」に登場する『ガンタンク』とは全くの別物です。
地球連邦軍が開発した戦闘車両で、宇宙世紀0065年に正式採用された機体であり、各コロニーに治安維持の名目で配備されている”MS”です。
「撃破しなさい!そしたらギャラは2倍にしてあげる!」
こちらは、連邦軍との取引をする、キャスバルの支援者『クラウレ・ハモン』のセリフです。
彼女の手ほどきによって、『キシリア・ザビ』の監視下から逃げ延びる際に、キャスバルは、追っ手の地球連邦軍と対峙することになります。
「僕はジオン・ズム・ダイクンの子だ。大きくなってすぐにまたデギンやあなたたちを従えるんだ!キャスバル・レム・ダイクンが命令する! 」
劇中の幼きキャスバルのセリフには、強烈な意思を感じ取ることができますね。
このセリフに準じた、行動力によって、難を逃れたキャスバルは、見事にサイド3コロニーを脱出することに成功します。
次のセリフは、見事に初陣を飾った、キャスバルのセリフです。
「敵だ。僕とお前や…お母様やみんなの敵だ!」
その際に活躍した?!『ガンタンク初期型』は、キャスバルが搭乗する数多の”MS”の中で、最初に搭乗する”MS”と言えるのではないでしょうか。
そのような経緯を持つ、今回ご紹介する『ガンタンク初期型』、それでは、レビューを始めていきましょう☆
※YouTube「ガンダムチャンネル」では、2022年1月1日(土・祝)から、 『ガンタンク初期型』が登場する TVシリーズ、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』全13話の放送が予定されているそうです。(R3.12.29現在)
※”ガンタンク”を”MS”と定義してよいのか?という論争につきましては、決着がついていないようですので、あしからず…。
今回も、あふれる個人的な想いはつきませんが、本題に入りたいと思います。
開封~ランナー紹介
いつも通りまずは、外箱のご紹介からです。
HGナンバーは「002」、大きさはA4サイズで、しっかりと厚みのある箱の大きさでした。
まさに難局を乗り切ろうとする、『ガンタンク初期型』のパッケージイラストになっています。
購買意欲をかき立てるデザインで、ジャケ買いに値しますね☆
劇中では、この『ガンタンク初期型』の活躍が、遺憾なく発揮されておりますから、YouTubeの放映をとても楽しみに盛り上げてくれるキットです。
説明書
説明書も、ご紹介したいと思います。
表紙は、箱絵のスライド採用となっております。
組み立てやすいように、一つ一つの部品の表現を行なってくれています。
ランナー
続きましては、ランナーのご紹介です。
複数の同ランナー構成で、ポリキャップを入れて合計9枚でした。
成形段階で、色分けがされておりますので、素組みでも十分楽しむことができそうです。
モノアイ部分には、きれいなブルーのクリアパーツを採用しており、忠実に再現されているようです。
当キットは、2015年5月発売のキットです。
切り取り~パーツ組立て
今回も、説明書通りに製作してまいりたいと思います。
昨年の同時期に製作しました、HGUC『ガンタンク』とは全く違う、作りになっていました。(当然と言えば、当然ですよね◎)
☆2021年元旦の”ガンタンク”は、こちらからどうぞ↓↓↓。
胴体部分(下半身?!)
人型で言うところの、下半身に該当する部分です。
”戦車”との位置づけという見方もありますので、下半身と言わないこともありますでしょうか?!
ちなみに、HGUC『ガンタンク』は、2000年1月の発売ですから、15年の歳月が流れております。
当キットの成形でも、バンダイさんの技術力の高さを知ることができます。
☆以前に、製作したキットはこちらからどうぞ↓↓↓
履帯部分
いわゆる、キャタピラ部分になります。
当キットのひとつの特徴になっている、キャタピラ部分は、前述の通り、樹脂製の一体成形となっております。
キャタピラ部分は、ゴム製ではありません。
ですから、その分しっかりとしており、個体差による、たるみや、ゆがみも少ないのだと思います。
しかしながら、個人的には、ゴム製の履帯部分が好みです♪
バンダイさん!リヴァイブの際は、ゴム製キャタピラでお願いしますm(__)m
胴体部分(上半身?!)
続きましては、人型で言うところの、上半身の部分を組んでいきます。
作り込みは、しっかりとしていて、”モナカ構造”ではありませんでした。
目立つような”合わせ目”は一切なく、リアルに再現されております。
しかしながら”オリジンキット”は、どのキットも完成度の高いキットですね。
胸部の凹凸を、ここまで表現しており、撮影の際の陰影がとても楽しみです。
☆以前に、製作したキットはこちらからどうぞ↓↓↓
頭部
いよいよ、頭部の製作です。
劇中では、この頭部に、キャスバルとアルテイシア、それに『ルシファ』(アルテイシアの愛猫です。)も搭乗することになります。
後日の塗装の際には、このクリアパーツの部分を、マスキングしようと思います。
腕部
マニュピレータ部分には、4連装機関砲を装備しております。
接続部分には、ポリキャップを使用しており、わずかながら可動をします。
”ガンタンク”と言えば、この機関砲と、後述するキャノン砲が印象的です。
腕部のパーツにも、目立つような合わせ目は、ほとんどありませんでした。
大口径砲
いわゆる、キャノン砲です。
両肩に、一門づつ、合計二本の大口径砲を装備しており、この辺りの設定は、『ガンタンク』に引き継がれているようです。
砲身は、どのパーツも”筒状”となっておりました。
従って砲身部分の合わせ目は、出来ない作りとなっております。とてもうれしい作りですね。
組み付け~完成
各パーツを組みつけて、完成です!!
箱絵にあるような、『ガンタンク初期型』の力強さが冴えわたります。
さあ、いよいよ完成です☆
すべての組み立て時間は、およそ2時間半ぐらいでした。
今回は、トップコートを含めた塗装をしておりませんので、”改修ver.”にて、塗装をしたいと思います。
この様子ですと、部分塗装と、ウェザリングでも十分見ごたえのあるキットになりそうですよ。
カメラアングルを変えて、細部を撮影してみました。
よかったらみなさん、ご覧ください☆
頭部と、下半身の二か所に操縦室があり、運転手と砲手の二系統に分かれて運用されていたようです。
”スモーク・ディスチャージャー”・・・張り出した胸部両側面に3セットずつ設けられた発炎弾発射機。防御戦闘に移行した際に、敵の視界を一時的に奪うために発射し、煙幕を張る。そのための装置だそうです!
『ガンタンク』にも、装備されている象徴的な装備が、こちらですね。
”大口径砲”(キャノン砲)・・・ガンタンク初期型の主武装で、長砲身から実態弾を撃ち出す。長距離からの支援射撃などに使用される。威力が大きいため、機体が受ける反動もすさまじい。背部中央に排煙ダクトがあり、砲撃時に発生する熱や煙を排出する。
双肩のキャノン砲は、上下の角度調節ができるように可動します。それぞれ独立して動きますから、遠近などに分かれて、別々の敵をせん滅できるような設定のようです。
ダンパー部分は、複雑な構成となっており、シリンダー部分の造形も再現されておりました。
前述の通り、この大口径砲は、”無反動砲”というわけではなく、発砲時は、かなりの衝撃を伴っていたようです。
☆”コア・ファイター”については、こちらのリンクからどうぞ↓↓↓
この開閉式のハッチから、乗り込み操縦かんを握ります。
操縦室内で繰り広げられる、劇中でのハモンさんの交渉術には、目を見張るものがありましたよ☆
”けん引フック”の装備がある辺りは、”戦車”の設定を忠実再現しているようで、メカ好きも納得の作りですね。
その部分を差し引いても、とても秀逸なキットです☆
※あくまでも、個人的な感想ですので、ご了承ください。
それぞれのアップをご覧いただいております。
すこしづつ、カメラを引いていきます。
キット全体の”塊感”を、お分かりいただける1枚ですね。
設定上の全高は、13.1mで、重さは未公表です。
ランナーの色分けにつきましても、最新の成形技術に近く、とても忠実に再現されておりますね。
ポージング
さまざまなポーズをとって撮影してみました。
『ガンタンク』と違い、腰部に回転軸が設けられておりますので、可動域もおおいに期待できます。
箱絵に近いポーズも、無理なく取ることができました☆
背面から見ると、腰のひねり具合がよく分かります。
無理のない可動に、撮影していて、ため息が出ました…素晴らしいです☆
結果的には、コアブロックシステムを採用していないからですね。
安定感抜群のキットですね。
どっしりとした雰囲気を感じる造りだと思います。
攻撃体制のまま、移動形態に移りました!!
キャタピラ部分は、左右独立して、本体部分から離れ、可動する造りとなっております。
左右のキャタピラ部分と車体は、ポリキャップでの接続となっております。
「そこをどかないと、撃つぞー!!」
左肩のキャノン砲のシリンダーは、こんな感じ。
一つ一つの部品自体は大きく、組み立てに難しさはないと思います。
それなのに、このクオリティですから、満足度の高いキットです♪
凹凸のはっきりした形状のおかげで、陰影がしっかりと出ますね。
振り返って、後方の敵を撃ち落とします!!
こうしてあらためて見ますと、左右のキャノン砲は、上下方向にずいぶん動かせますね。
お気に入りの1枚をご覧いただきまして、終わりになります。
おわりに
今回の 『1/144 RTX-65 GUNTANK EARLY TYPE ガンタンク初期型(機動戦士ガンダム THE ORIGIN)』 の製作レビューはいかがでしたか?
2022年、最初のガンプラ製作レビューということで、昨年に引き続き、”元旦”にちなんで”ガンタン”クを作ってお届けしました。
そして、公約通り”オリジン版”『ガンタンク』の製作となりました。
と言いましても、ガシガシ動かして遊ぶことのできる当キットと、”1st”版の『ガンタンク』とは型式番号からして違っていて、全く異なる設定のキットです。
名前に共通点があるというだけで、どうやら関連付けはない模様です。※当ブログ調べ。
さて、今回の『ガンタンク初期型』ですが、広い可動域や彫りの深い造形など、このMSの特徴をよく再現しているキットであることが、伝わったのではないかと思います。
また、デカールも貼らず、部分塗装をはじめ”スミ入れ”や”トップコート”なども一切せずに、素の状態でご覧いただきましたが、成形技術の高さからわかるように、その状態でも十分すぎるぐらい楽しむことのできるキットでした。
しかしながら、せっかくの機会ですから、当キットを塗装したのちに、 ”1st”版の『ガンタンク』と 比較レビューをしてみたいと思います。
※YouTubeのリンクを貼っておきますので、”ガンチャン”より、 当キットの活躍を描いている『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』全13話 を、ぜひともご覧頂ければと思います。
今年も、さまざまなガンプラを当ブログで、ご紹介していきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
※今回ご紹介したガンプラのリンクをはっておきます。
今回も最後までお読みいただいて、どうもありがとうございました。
それではまた。
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