こんにちは、きゃもたろうです。
今回のガンプラ製作レビューはこちらです!
『HG 1/144 MS-05 ザクⅠ (機動戦士 ガンダム THE ORIGIN) 』
☆前回のレビューはこちらから↓↓↓
祝ガンプラ発売40周年!!vol.14(HG 1/144 MS-05 ザクⅠ”旧ザク”[機動戦士ガンダム THE ORIGIN])
今回ご紹介する『ザクⅠ』は「機動戦士ガンダム」に登場する”MS”の中でも、”1.2”を争うほど、作中の登場回数が少ないMSではないでしょうか?
(「ジオン軍」が開発した人型兵器のMSという存在は”表向き”には、宇宙での”人型作業用ロボット”という設定であったらしく「ジオン軍」がひそかに、いわば”軍事転用”したものであったようです。)
なぜそのようなMSをご紹介するのか?!と申しますと、『ザクⅠ』は非常に重要なポジションにあるMSだからであります。
そうです!以前ご紹介しました『ザクⅡ』の”基”となっているMSがこの『ザクⅠ』であります。
初の量産機として”表向き”には作業用ロボットだった『ザクⅠ』を大幅に改良し、後継機としたものが『ザクⅡ』となるわけです。また”ⅠとⅡ”の区別をつけるために『ザクⅠ』の呼び方を『旧ザク』と呼ぶことがあります。(以下、『旧ザク』とします)
☆以前の『ザクⅡ』につきましては、こちらから↓↓↓
『旧ザク』を駆り『ガンダム』に立ち向かって行ったものの敗れてしまう「ジオン軍」の兵士、『ガデム』のセリフですが、「連邦軍」のMSとの対比がよく表されている、ひと言だと思います。
そうです、MSについては「連邦軍」の方が後発だったために、『ガンダム』は最新鋭の性能を有していたのです…
今回も、個人的なあふれる想いはつきませんが本題に入りたいと思います。
※今回のブログ内のエピソードについては”1stガンダム”からのものが主であることをお伝えしておきます。
☆YouTubeのガンダムチャンネルにて、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』 が1月11日(月)より限定配信されるそうです(2021.1.10付
開封~ランナー紹介
いつも通りまずは、外箱のご紹介からです。
HGナンバーは「009」で、前回ご紹介したHGUCのキットと比べるとひと回り大きいサイズでした。
”オリジン版”のパッケージは、アニメの紹介が入ります。
今回の作製では、”デニム機”を選択しました。
説明書
説明書もご紹介したいと思います。
表紙は、パッケージと同じイラストになっています。
ランナー
続きましては、ランナーのご紹介です。
ポリキャップを入れて9枚でした。
2016年の発売ですから、5年前のキットですね。
部品点数は多いですが、組み立てやすさはお墨付きですね。
”1st”の作中では、武装せずにガンダムに挑んでいった『ザクⅠ』でしたが、今回のキットは”オリジン版”ですのでそちらのアニメの設定に基づいて武器類も作製しました。
手のひらを開いたハンドパーツは、わたしのお気に入りです。
切り取り~パーツ組立て
今回も、説明書通りに作製してまいりたいと思います。
全体的に、以前作製しました『シャア専用ザクⅡ』と同じような作りになっていました。
☆以前作製しました『シャア専用ザクⅡ』につきましては、こちらからどうぞ↓↓↓
胸部
胸の部分は左右とも”内側”に可動します。
こういった細かなギミックが、”オリジン版”キットの魅力でもあるようです。
頭部
”モノアイ”はデカールにて対応しました。
すっきりとした頭部です。
腰部
4枚のパーツが独立して可動します。
いずれも”ポロリ”はありませんでした!さすがはバンダイさん、秀逸な精度です。
腕部
左右で装甲が違いますし、二機のどちらかを選択できる当キットで一番の違いがこの腕部になります。
ヒジの部分が二重関節です。
脚部
脚部に”動力パイプ”が見当たりません。腹部も同様ですが『旧ザク』はMSの構造上、内部に組み込まれているようです。
『ザクⅡ』は、外部に露出していましたね。
武装類
ヒート・ホークは二本付属していました。
イエローとゴールドの二色に変えて塗装してみました。
組み付け~完成
各パーツを組みつけて、完成です!!
”しっかりとした”大腿部が、”オリジン版”キットの特徴であるといわれているそうです。
さあ、いよいよ完成です☆
すべての組み立て時間は、およそ3時間ぐらいでした。(”パチ組”の状態です)
今回も、”簡単仕上げ”を施しました。
デカールも多用して仕上げてみました。
右肩の、”黄色と黒のコーションマーク”を使用しませんでした。
ランドセルのバーニアは、いつもの”ガンダムシルバー”で塗りました。
ポージング
さまざまなポーズをとって撮影してみました。
可動域の大きさをすこしでもお伝えできるように、”カメラアングル”を変えて撮影してみました。
『旧ザク』と言えば!?
MSなのに”何も持っていない”状態が、イメージとしてありませんか?!
前述のとおり、『ガンダム』に戦闘を挑む冒頭のセリフにつながるわけですが、”1st”では武装せずに向かっていきました。
”モノアイ”は、あごの下にあるレバーで可動させます。
”ショルダータックル”で、『ガンダム』に攻撃を仕掛けます。
MS用対艦ライフル ASR-78
説明書に記載してあった”オリジン”の設定では、対艦ライフルを『シャア専用ザクⅡ』から譲り受けて使用するそうです。
姿勢制御システムが優れていますので、宇宙でもこの姿勢が保てる設定です。
右手の人差し指が、”トリガーを引く”ような形で再現されています。
かっこいいですね。
MS用バズーカA2型
こちらは”ザクバズーカ”と呼ばれることになるモノですね。
弾倉は取り外すことが出来ます。
砲身に持ち手があり、左手で構えるのですが、無理なく構えることが出来るキットでした。
肩に担ぐ姿勢も、難なくとることが出来ます。
MS用マシンガン
こちらも”ザク”の冠がつくようになる、”ザクマシンガン”です。
脚を開いてたたずむ『旧ザク』を、下からのアングルで撮影してみました。
ヒート・ホーク
近接攻撃に有効的な武器です。
前述のとおりに、二色に塗り分けをしてみました。
旧キットをイメージして
”旧キット”のパッケージをイメージして、ポーズを取ってみました。
躍動感が伝わりますでしょうか?
おわりに
今回の『HG 1/144 MS-05 ザクⅠ”旧ザク”(THE ORIGIN版)』の作製レビューはいかがでしたか?
2021年のガンプラ作製レビュー第二弾には、『旧ザク』を選びました。
前述のとおり、”1st”の作中で『旧ザク』に乗り『ガンダム』と交戦した『ガデム』は、『シャア・アズナブル』からこのようなセリフを投げかけられるも、戦死してしまいます。
圧倒的な性能差の前に敗れ去ってしまうのですが、当キットを作製している最中に『旧ザク』の魅力はまさにそこにあるのではないか?という気持ちになりました。
”何も持たない”素の状態がそれになります。
ただ今回は、”オリジン版”のキットのご紹介でしたから、パッケージの通りに(一部独自の解釈をしました)武装状態の撮影も行いました。
みなさんは、どちらの『旧ザク』に魅力を感じますか?
なお”HGUC”のキットも販売されておりますので、機会がありましたら、こちらもご紹介したいと思います。
☆次回の作製はこちらを予定しています↓↓↓
今回も最後までお読みいただいて、どうもありがとうございました。
それではまた。
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