こんにちは、きゃもたろうです。
今回のガンプラ作製レビューはこちらです!
『旧キット1/144 マゼラ・アタック(機動戦士 ガンダム) 』
☆前回のレビューはこちらから↓↓↓
祝ガンプラ発売40周年!!vol.17(旧キット 1/144 マゼラ・アタック)
今回ご紹介する『マゼラ・アタック』は「機動戦士ガンダム」に登場する”MS”ではなく、”ジオン軍地球方面軍”が地球に展開する自軍の戦場に送り込んだ”戦車”です。
正式名称は「ジオン軍地上攻撃用重戦車」で、地球の重力下においてMSの後方支援機としての役割を期待して投入されたようです。
”重戦車”としながらも、本体の上部は『マゼラ・トップ』として飛行形態をとることができ、下部は『マゼラ・ベース』として自走できる状態となるなど、柔軟に運用されたようです。
このセリフの主『クラウレ・ハモン』は、「機動戦士ガンダム」の主人公である『アムロ・レイ』の成長に、敵ながら多大なる影響を与えた女性といわれています。
そのような重要人物を失うと同時に、『ホワイトベース』のクルーであった『リュウ・ホセイ』の戦死という二つの悲しみをもたらした衝撃的なシーンに、今回ご紹介する『マゼラ・トップ』が登場します。
「機動戦士ガンダム」では、放送初期の頃から”特攻”が一つのテーマになることがあります。
宇宙世紀のなかであっても”特攻”は、戦争を描く上でなくてはならない描写なのかもしれません。
物語が進むこれ以後も同様の”特攻”シーンが描かれております。
主人公たちの成長を描き、また”リアルな”ロボットアニメであると同時に、戦争とは悲しいものであるという事を描いたアニメである、ということをわれわれに思い出させてくれるのではないかと思います。
今回も、個人的なあふれる想いはつきませんが本題に入りたいと思います。
※今回のブログ内のエピソードについては”1stガンダム”からのものが主であることをお伝えしておきます。
※Netflixにて世界独占配信中の、「機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム」にも当キットが劇中登場します。
公式HPはこちら↓↓↓
開封~ランナー紹介
いつも通りまずは、外箱のご紹介からです。
1/144の旧キットは、とても小さいものになります。
☆以前にご紹介しました、こちらのキットに近い箱の大きさでした。
前述の通り、パッケージにもこの『マゼラ・アタック』の運用方法が描かれており、とても分かりやすいですね。
説明書
説明書もご紹介したいと思います。
表紙には、完成写真が載っており塗装例も掲載されています。
なかなかの時代を感じる作りですね。
ランナー
続きましては、ランナーのご紹介です。
”ポリキャップ”はなく、3枚で構成されています。
昔ながらの「プラモデル」といった風情のランナーですね。
切り取り~パーツ組立て
今回も、説明書通りに作製してまいります。
’80年代に最初に発売されたキットですから、まさに40周年というわけですね☆
※旧キットの作製には、「ボンド」が必要になります。
『マゼラ・トップ』
まずは、本体上部から。
接着面にピンなどはなく、目視にて各部品のズレを確認しながら接着を行います。
「懐かしい!!」の一言が出ました。
接着に関しては、特段の技術も必要ないように思いました。
説明書に従って作製すれば、わたしのような素人でも組立てが行えるほど、成形の技術が高いのではないかなと思います。
バンダイさんに感謝です☆とてもありがたい、ありがとうございます!!
マゼラ・ベース
次は、本体下部です。
出ました!!無限軌道(キャタピラ)です。
☆以前に作製しました、”無限軌道”はこちらです。
車輪ひとつひとつの向きを確認しながら、接着していきます。
とても地味ながら、重要な工程です。
このキットの『マゼラ・ベース』の構造は、上下二分割となっております。
車体部分を先に作ってからキャタピラ部分にかぶせて、接着する仕組みとなっています。
この部分でも、初版がおよそ40年前のキットとは思えない作り込みだと思いました。
驚きに次ぐ驚きです。
武装類
武装と言いましても、”戦車”ですからご覧のような種類です。
説明書にある通り『マゼラ・トップ』の主砲を『ザク』に持たせることが出来ます。
組み付け~完成
各パーツを組み付けて、完成です!!
ワクワクの瞬間がやってまいりました。
可動する部分は、車体前方の三連装機関砲と『マゼラ・トップ』の主砲以外ほとんど見られませんでした。
組み付けといっても、『マゼラ・トップ』を『マゼラ・ベース』に乗せるだけです♪
ポージング
さまざまな角度から撮影してみました。
可動は期待できませんが、”カメラアングル”を変えて撮影してみました。
『マゼラ・アタック』は上下に分離する構造のため、砲台の旋回機能はありません。
車体ごと向きを変え、狙いを定めて攻撃をします。
”VTOLエンジン”を備えており、ヘリコプターのようにホバー飛行が可能のようです。
今回は、その部分の塗装は行いませんでした。
車体後部の”取っ手部分”は、”ガンダムマーカーEX ガンダムメッキシルバー”で塗装をしました。
つや消しのトップコートを吹くと、メッキは”剝がれます”ので、注意が必要です。
キャノピー部分は、”ガンダムカラー ブルー”で塗装しました。
確かにそのように見えてきました!!?
分離構造
『マゼラ・トップ』と『マゼラ・ベース』は、上下に分割することが出来ます。
合体はピンに差し込むだけで済みます。簡単分離ですね。
『マゼラ・ベース』
このピンを使って、『マゼラ・トップ』とドッキングをします。
バランスのよいプロポーションだと思います。
手のひらサイズの”戦車”ってところですね。
『マゼラ・トップ』
”アクションベース”に乗せて、撮影をしました。
ますます、”ジ〇リ感”が出てきましたか?!
分離してからの飛行時間は、およそ5分程度であったとされており、主砲の命中率も極端に低下したそうです。
飛行時間の短さゆえ、『マゼラ・ベース』に戻ることが出来ずに不時着する機体も数多く見られたそうです。
『ザク』とともに
”マゼラ・トップ砲”を『ザク』に持たせてみました。
☆以前に作製しました『ザクⅡ』はこちらからどうぞ。
『クラウレ・ハモン』の最期
このセリフは、『ランバ・ラル』の敵討ちを成し遂げようと『マゼラ・トップ』に乗り込み特攻を仕掛け、非業の最期を迎えた『クラウレ・ハモン』のセリフです。(機動戦士ガンダムの第21話「激闘は憎しみ深く」にて)
その”特攻”シーンを再現してみました。
主砲を放ち、『ガンダム』のシールドを破壊して、とどめを刺そうと構えたところに…
このシーンを見た当時は、子どもながらにかなりの衝撃を受けました。
「機動戦士ガンダム」の中でターニングポイントとなるシーンのひとつではないでしょうか。
ホワイトベース隊との戦闘はこれにて決着を迎え、この後『ランバ・ラル』隊は全滅することになります。
パッケージ風
最後は、『ザク』の命令を受けて前進する『マゼラ・トップ』です。
おわりに
今回の『旧キット1/144 マゼラ・アタック』の制作レビューはいかがでしたか?みなさまの参考になれば幸いです。
個人的に思い入れのあるキットをご紹介出来て、とてもうれしく思います。
当ブログ初めての”旧キット”制作ということで、正直に言うと若干の不安がありました。
しかしながら、バンダイさんの成形技術のおかげで、わたしのような素人でも難なく組み立てることが出来る秀逸なキットであることが証明できたのではないかと思います。
同時に、合わせ目消しや塗装などの手を加えるとなると、確かな技術が必要であり、今回の作製では細かい部分に難があったことは否めません。
この場をおかりして、あたたかくお付き合い下さったみなさまに感謝します。
※今回ご紹介したガンプラやツールのリンクをはっておきます。
☆次回の作製はこちらを予定しています↓↓↓
今回も最後までお読みいただいて、どうもありがとうございました。
それではまた。
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