こんにちは、きゃもたろうです。
クリスマスが迫った今回のガンプラ製作レビューはこちらです!
『HGUC 1/144 RX-77-2 ガンキャノン (機動戦士 ガンダム) 』
☆前回のレビューはこちらから↓↓↓
ガンプラ発売40周年おめでとうございます!vol.9(特別編⑤RX78-2ガンダム ポージング) | Kyamotarou (tmtmkyamotarou.com)
祝ガンプラ発売40周年!!vol.10(HGUC 1/144 RX-77-2 ガンキャノン)
『機動戦士ガンダム』に登場するモビルスーツ(以降”MS”と表記します)は、そのどれも個性がありそれぞれにファンがついていると思いますが、今回ご紹介する「ガンキャノン」は”主役”機を決定する企画段階においてその座になりえる素質を持っていたそうです。
あまり知られてはいませんがその意味では、どうやら他のMSとは一線を画すような存在のようですね。
『ちぇっ 気取りやがってよ!
戦ったのはなにもガンダムばかりじゃねえんだぜっ!』
そのような背景を知ってか知らずかのセリフは、主搭乗者のパイロット「カイ・シデン」の言葉です。
「ガンキャノン」といえば名前が示す通り、両肩に装備された”キャノン砲”が有名ではないでしょうか?
そして、当機と切っても切れない関係で、
『野郎!ここの一番乗りを先取りしやがって!!』 『白兵戦かよ!』
このような男気あふれるセリフを残して、”一年戦争”を駆け抜けた連邦軍所属の「カイ・シデン」ですが、元はといえばTV版の(しかも!?)第二話において『軟弱者!!』となじられるなど、けっして勇猛果敢なパイロットではありませんでした。
そうです「ミハル」との出会いがあるまでは…
その後の彼を決定づけたといわれるTV版第28話「大西洋、血に染めて」につきましては、(今回の主役は「ガンキャノン」なので、、、)「CB-X5 ガンペリー」をご紹介する際に、あらためてお届けします!
今回も、個人的なあふれる想いはつきませんが本題に入りたいと思います。
※今回のブログ内のエピソードについては”1stガンダム”からのものが主であることをお伝えしておきます。
開封~ランナー紹介
いつも通りまずは、外箱のご紹介からです。
以前ご紹介した「グフ」と同じような大きさの外箱でした。
パッケージからは、力強さがにじみ出るようなポーズとなっているように感じました。
☆「グフ」につきましては、こちらからどうぞ↓↓↓
ガンプラ発売40周年おめでとうございます!vol.4 | Kyamotarou (tmtmkyamotarou.com)
説明書
説明書もご紹介したいと思います。
”ナナメ45°”がいいですね♪
ランナー
とても数少ないです…
関節部に使用する”ポリキャップ”を入れても8枚です!
写真は一枚に収まりました!
切り取り~パーツ組立て
今回も説明書通りに作製してまいりたいと思います。
胴体
”HG”シリーズの特徴である”手軽さ”が、前面に表れています。
それにしても完成度の高さに、この段階で脱帽しました。
頭部
5つのパーツで構成されております。
ここでも非常に完成度の高さがうかがえます。
キットを見ていたらどことなく「銀河漂流バイファム」っぽいと感じ、調べてみましたら納得でした。
どちらもメカニカルデザインが「大河原邦男」先生です!このあたりが冒頭のエピソードにつながるのでしょうか?!
脚部と腰部
”合わせ目”がとても分かりにくくなるように設計されています。
とにかく秀逸だと各所で感じます。
脚部アーマーは、関節部分を挟み込むだけのタイプです。
下半身に安定感がなければ”キャノン砲”の反動で上体が持っていかれてしまいます。
”フロントスカート”は左右一体型でしたが、思い切って中央で分割しまして、左右独立型としました。
その効果につきましては、ポージングにてご覧いただきたいと思います。
組み付け~完成
「ガンキャノン」完成です!!
パッケージよりも、いく分かわいらしさが出ましたか?
各関節の可動域は、かなり大きいものでした。
それだけ自由度が高いキットということですね。
劇中の設定でも「ガンダム」のビームライフルよりも大型のものが装備されていたようです。
かなり装甲が分厚い設定のようで、”シールド”の類もありません。
ポージング
さまざまなポーズをとってみました。
グフとの戦いにも注目です!
”HG”シリーズですが、かなりの可動域を有しております。
今回はまったく不都合なく、ポーズがとれました。
ぐらつくこともなく、しっかりと”大地”にヒザをつくことが出来ました。
パーツの”ポロリ”もありませんでした!!
首の部分をかなり柔軟に動かすことが出来るキットで、前後に動かすことが出来るのと、頭部も前後左右に大きく動かせるので、さまざまな表情を作ることが出来ます。
「ガンダム」同様に量産はされなかったようですが、数機は作られたようです。
劇中にもその姿が確認でき最期までその活躍が見られました。
重力下でも宇宙空間でも活躍をした当機ですが、最期は右足を破壊されながらもキャノン砲を放ちザクの撃墜を果たしています。
おわりに
今回の『HGUC 1/144 RX-77-2 ガンキャノン (機動戦士 ガンダム) 』の作製レビューはいかがでしたか?
「関係ねぇよ。し、しかしよう、チクショウ!なんで今さらホワイトベースが気になるんだ。」
「臆病なぐらいが、ちょうどいいってね。」
一度「ホワイトベース」を降りてしまい戦争から離れている「カイ・シデン」のセリフです。皮肉屋といわれる彼の性格をよく表していると言われているセリフの数々ですが、近年「ガンキャノン」とともに”一年戦争史”における人気が上がっているようです。(前述の通り、彼についてはまた詳しくお届けしたいと思っています。)
しかしながら、劇中ではその登場回数や登場シーンを考えても主役の「ガンダム」にはおよばず、引き立て役に回ってしまっている印象がぬぐえませんでした。
確かに設定上も「ガンダム」の後方支援機として、長距離型の「ガンタンク」と中距離型の「ガンキャノン」がセットになっているようですが、肉弾戦もこなせる当機の活躍を振り返ると、個人的には、かなりの性能を有しているのではないか?とあらためて思いました。
今回の作製レビューを通じて少しでもその魅力が伝わって、その評価がさらに上がってもらえるといいなと思っています。
みなさんにとってはいかがでしたでしょうか?是非、その魅力に触れてみてください!
※今回ご紹介したガンプラのリンクを貼っておきます。
☆次回の作製はこちらを予定しています↓↓↓
今回も最後までお読みいただいて、どうもありがとうございました。
それではまた。
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