祝ガンダム45周年!!2024 vol.Netflix編① 機動戦士ガンダム復讐のレクイエム(RX-78[G]E GUNDAM EX[RFV])

ガンプラ

こんにちは、きゃもたろうです。

今回のガンプラ制作レビューは、こちらです!!

※前回のレビューはこちらから↓↓↓

ガンプラの歴史がつまっていましたね

祝ガンダム45周年!!2024 vol.Netflix編① 機動戦士ガンダム復讐のレクイエム(RX-78[G]E GUNDAM EX[RFV])

「ガンダムは、私が止める。」

2024年、Netflixにて全世界公開されました「機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム」に登場する、ジオン軍MS部隊“レッド・ウルフ隊”の隊長を務める女性『イリヤ・ソラリ』大尉のセリフです。

今回ご紹介するキットは、劇中で”レッド・ウルフ隊”を壊滅に追いやる[白い悪魔]こと『ガンダムEX』です。

ガンダムは、どの作品においてもほぼ無敵の感があり、その強さは「復讐のレクイエム」においてもいかんなく発揮されております。

物語は、一年戦争中の”オデッサ作戦”(地球上での作戦)が舞台となっており、ジオン側の視点から描かれています。

『ガンダムEX』は、劇中で悪役感を醸し出しており、他作品でのガンダムの描かれ方とは少し違うように思います。

また、劇中ではパイロットはおろか、機体の登場シーンにもそのような演出がなされており、謎に包まれている描き方がなされています。

今回のレビューでは、キットを通じて『ガンダムEX』に謎に迫りつつ、その魅力をご紹介していきたいと思います。

※「機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム」についての詳細は、こちらからどうぞ↓↓↓

機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム - Wikipedia

※YouTubeの予告編は、こちらから↓

あふれる個人的な想いはつきませんが本題に入りたいと思います。

開封~ランナー紹介

いつも通りに、まずはパッケージのご紹介からです。

”HG”の1/144ですから、箱のサイズは標準的と思われます。

すでに、パッケージアートからして漂う悪役感!!

燃える炎の中を進む『ガンダムEX』、カッコよさもさることながら、恐ろしさも兼ね備えておりますね。

ランナー

ランナー数は合計で10枚です。

同じランナーが2組あり、左右に分かれて使用する構成になっていました。

軟質素材の弾倉パーツがあり、可動に期待が持てます。

説明書

通常のHGキットと変わらず、フルカラーとモノクロの混合ページとなっております。

見づらさはなく、初心者にも優しい編集となっており、さすがはバンダイさんのプラモデルの説明書です。

胸部(胴体)

新規造形パーツのディテールやモールドがSNSでも話題となっておりました。

”Netflixガンダム”の胸部パネルはいかなるものなのか!?

ランナーに「復讐のレクイエム」とタグがついております。

胸部ダクトのパーツが小さい!!

部品点数が多くて、組ごたえがありました。

やはりHGグレードにしては、かなり凝った造りです。

頸部のパーツです。シリンダーの造形まで細かく成形されていました。

胸部の完成です。コクピットのハッチは開かない構造でした。

頭部

続きまして、頭部の制作に入ります。

メインカメラは、ホイルシールによって再現されます。

このあたりは他のキットにもよくある再現手法ですね。

頭部のパーツも構成数が多くて、細かな造りになっています。

『ガンダムEX』、この表情にて頭部は完成です…。なんだか、こ、怖いですね。

腕部

次は、腕部の制作になります。

可動域が広いせいなのか、とても複雑なパーツ構成となっていました。

ボールジョイントにて、胸部と接続するタイプです。

もう”ポリキャップ”を使用するキットは少数となってきましたね。

関節の数が多く、ポージングの際に様々な表情付けが出来そうです。

グレーのパーツは、微妙に色分けがされていて見ていて飽きのこない配色です。

さぁ、腕部の完成です。

なおハンドパーツに平手は付属していませんでした。

脚部

脚部の制作です。

これまで同様に、なかなか複雑なデザインで、再現度が高そうです!

力強そうな足パーツ、足裏に肉抜きはなくて、バーニア周辺の表情も豊かです。

”スリッパ”部分の造形も凝ってます!!

足首の可動は広くて、接地性の良さそうな形状です。

脚部本体の内部フレームにも、見える部分には造形の深いディテールがありました。

外装パーツを取り付けていって、脚部の完成となります。

こちらも、ほぼ合わせ目のないパーツ構成で、とても再現度の高い脚部です。

腰部

組み立てると見えなくなってしまう部分の造形にも、抜かりはありませんでした。

一つのパーツで済みそうな部分も、ランナーを分割して組み立てるところに、このキットへのバンダイさんのチカラの入れ具合を感じられます。

腰部の”スカート”部分は、6枚構成でした。パーツ分割が秀逸です!!

バックパックおよび武装類

最後は、バックパックと武装類の組み立てです。こちらの造形も独特な感じがしました。

“バーニア”のノズルは可動式で、ご覧の造形です!!!動かして遊びたくなる形状ですね。

こちらは、肩部のガトリングになります。軟質素材の弾倉パーツが設けられます。

”モナカ構造”ではあるものの、合わせ目は目立たなくなっております。

そして、ビームサーベルのマウントラックは御覧の通りです。3本とも1か所にまとめてセットされていますね。

ほかのガンダムは、左右に分かれてマウントされていることが多いですよね。

※以前にレビューしたキットは、こちらからどうぞ↓↓↓

今年の漢字に選定されました「金」色バージョンのキットのレビューです◎

ビーム・ライフルも、彫りの深い造形となっております。

シールドは、3パーツ構成でも防御力の高そうなデザインです。

組み付け〜完成

各パーツを組み付けて、完成です!

ワクワクの瞬間がやってまいりました。

組み立てに要した時間は、およそ4時間30分(撮影時間込みです。)ほどでした。

いよいよ完成です。

過剰なまでのモールドが映えていますね。全身にわたり、びっしりと入っております。

それでは、頭部のアップをご覧ください。ツインアイはシールでの表現です。

なんでしょうこのフェイスパーツ…、やはり怖さがあるんですよね。。。

つぎは、胸部のアップです

本当にディティールが細かくて、ここまでの造形のHGは見たことがありません。

腰部のスカートは、6枚すべてが可動します。

続きましては、腕部のアップです。

肩部の造形は、不思議な形状でフックのようなものがついております。

こちらは、脚部のアップです。

このディティール、もう何の説明も要らないですね。

最後にバックパックのアップをご覧いただきました。

バーニアも肩部マシンガンにドラム、ビーム・ラックもすべてが可動してポージングを楽しむことが出来そうです。

ポージング

キットを動かしてみて、いくつかのポーズを取らせてみました。

ビーム・ライフルとシールドを持たせて、ただの立ち姿を撮ってみたのですが…

これだけで“ガンダム”≒無敵の方程式は、『ガンダムEX』からも十分に伝わってきますね。

ショルダー・ガトリング

肩部のマシンガンの正式名称です。

対モビルスーツ戦において、牽制および一般兵器に対する兵装だそうです。このように外部にむき出しとすることで装弾数と火力/射速の向上が図れるとのこと。

打ち尽くすまで、無言で迫って来そうですね。

ビーム・ライフル

ガンダムの驚異的な戦闘能力を象徴する兵器のひとつで、モビルスーツを一撃で破壊する威力を持っています。

可動域は非常に広く、自由度高くポーズと取らせることができます。

この構えを見たものは、恐怖を感じて逃げ出すか、戦意を喪失してしまって、なすすべがありませんよね。

片ひざをついてのポーズも楽に取らせることが出来ます。

ビーム・サーベル

連邦軍MSの主兵装のひとつで、近接戦闘においては強力な威力を誇り、その当時、防ぐことのできる兵装はなかったそうです。

エネルギー切れ対策のために3本の装備があるそうですが、ほぼ無敵ですから、そこまでの本数は必要ありませんよね?!

腰部の可動軸も有効的に、パッケージデザインっぽくポーズを取らせることができます。

腕部の付け根が、ここまで前方にせり出しますので、ご覧のようなポーズまで取らせることができます。

”ガンダム”と言えばの、おなじみのポーズを取ることも出来ます。

最後は光をを当ててのカメラ目線で、お別れです。

おわりに

今回の『HG 1/144 ガンダムEX (復讐のレクイエム)』の制作レビューはいかがでしたか?

2024年、Netflixにて全世界同時公開されました「機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム」は、CG製作によるガンダムということで、非常に話題となりました。”IGLOO”と同じように一年戦争が舞台ということもあり、1stガンダムがお好きな方には必見の映像作品ではなかったでしょうか。

また、「ガンダム」を見たことがないという方でも、美しい映像と音楽を十分楽しむことができる作品だと思います。

なお劇中では、今回ご紹介したキット『ガンダムEX』は、前述の通りに、悪役っぽく描かれております。

初見の方は戸惑いがあるかもしれませんが、けっして連邦軍(ガンダムEX)側が正義であると言い切れないのが、シリーズを通じての作品の魅力であると思っております。(※個人的な感想です)

そして当キットは、バンダイさんの最新技術を用いて、CG映像そのままに再現されているのではないか?!というほどの作り込みがなされていました。

素組みの状態でも、非常に完成度の高いキットとなっており、デカール貼りや簡易塗装にて満足に楽しめるのではないでしょうか。

店頭販売(再販)即売り切れで、入手困難な状態が続いておりますがもし店頭で見かけた際は、手に取ってみてはいかがですか?

このレビューが、みなさまの参考になればうれしいです。

今回も最後までお読みいただいて、どうもありがとうございました。

それではまた。

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